今さらながら

  ショパンのソナタ3番の第4楽章。今さらながら、音の多さ、特に左手の凄さにおどろいている。指の運びとか覚えてなんとか弾けるようになったものの、和声が本当にすごい。左手だけでテノ-ルとバス、そして間に重音が入っているからすでに4声。右もメロディとアルト、そして真ん中の重音というのでなんと8声！ 本番で弾いていて急にアララとなってしまうのはまさに声部の多さに翻弄されているのだろう。

  ただ単に音が離れているからというのだけが難しさの理由ではないようだ。

  まあ、あんまり考えすぎても弾けなくなってしまうので、味わい深い練習も取り混ぜてしていかねば、と思う。(^_^;)

ストリートピアノ

  今密かに話題のストリートピアノ、たいがい誰が弾いてて待って弾くのはちょっと…というので弾いたことなかった。

  先日も通りかかったら他の人が弾いていたが、100均で買い物してから寄ってみたら空いていた！なので初めて弾いてみた。

  カワイのグランド、タッチはまあまあ。でもなんせ空間が広いから自分の音が拡散していくのみという感じ。頼りないけどレトロな懐かしい響きのピアノを弾いたという感じ。

  何より良かったのはまるで街角の風景みたいに構えずに弾けるという事。誰も私に気を止めず、横を通った人は「ああ、弾いてるな」というふうに見てるか見てないか。(*^^*)

  音楽か空気に混ざるような感覚だった。また、空いてて弾けたらいいな。(^^)

鳴らしても 響くまで待とう ホトトギス

なんのこっちゃと思われるような題をつけてしまったけど、これが今の私の心境。
華麗なるロンド、あるとき録音聞いてあまりの味気ない自分の演奏に、がっかり。(－_－＃)
調子よく自分は快適に弾いてるつもりなのだが、聞いていたらそれこそ、足りない足りない、ワァー‼︎と叫びたくなるようなしろものだった。
多分ツェルニーが味気ないとかいうのと会い通づるかもね。リズムに乗れて弾き手は楽しかったりするが、聞いてる方は全く面白くない。味がないのよねぇ、味が。
思ったけど音を鳴らしてから味が出てくるまで時間が必要なのよねぇ。だからテヌートとかもう少し伸ばしてよ、とおもうのよ。
そういえば昔、大御所先生がある時、
「貴方の決定的な欠点が分かったぞ！ ワッハッハ‼︎ ここの所は音の長さを今より2倍伸ばして弾きなさい。」とすごく
嬉しそう？におっしゃったことがあったがそれはこういうことだったんだなあと思う。
音から味が出てくるのに時間がかかるということ。
それで題目の 鳴らしても 響くまで待とう ホトトギスとなるのであります。

練習上手な人とはf^_^;)

昨日スタジオで朝練。
まずは録音からスタート。やっぱり緊張するし一番しんどい練習は録音練習かな。(^_^;)
止まったらダメというのがプレッシャーよね。でも、なんで止まるんだろうね。
一つは急によくわからなくなって、つまり暗譜が落ちてとまる。
私が止まるのはほとんどこのパターンかも。急にわからなくなる...これは準備不足よね。昔はこんなことなかったんだけどなあ。頭が悪くなっていってるのかしら(ー ー;)。
なかなか普段の練習の時突き詰められないのよね。いかにぼうっとしなくて内容濃く練習できるか、それを書き出してみたらシビアで練習上手な人になれるかもf^_^;)。

これだからだめなんよ

強化週間、4日め。指の力だんだんついてきた。ということで弾きやすくなってきた華麗なるロンド、録音聞いて冷や汗。なんだ、下手になって行ってるような...。

飛ばす事に気持ち向き過ぎ。私はやっぱり不器用よね。何故一つのことしか考えられないんだろう。
確かに盛り上げていくのは必要なんだけど、ここは優しさを表現すべきというところが素通り！(◎_◎;)。なんか誰も待ってないからバスが停留所に止まらずにス-ッといってしまう時みたいよ。
どっちかというと私は優しく弾くのって苦手かもね。かといって指も回らないから軽快にも弾けないんだけど。(ー ー;)
こういうところがだめなんだよなあ。

今頃になって分かっただけ、まだマシかなあ。
~_~;

ピアノサロンの部屋(笑)^ ^

リビングに移動したピアノ、友人が これからはリビングをピアノサロンと呼びましょう と言ったのがすごくツボにはまってしまって思い出してはケラケラ笑っているが、ひとつ効果的な事があった。それは子どものピアノ。
離れた部屋で一人で練習するより周りに誰かいる方が練習する気が起こるらしい。この前は先生に、よく練習できてます。とほめられたそうだ。
それはなんだか自分の部屋では勉強せずにリビングで宿題する心理と同じかな。 σ^_^;
ひとつぐらいはいい事があってよかったなぁ^ ^。

ついにピアノを移動‼︎

ピアノの部屋を空けて義理の父を迎える計画の2つめの大仕事ーピアノのリビングへの移動を今日行った。
一つ目は先週、ソファを移動。これも業者に頼んでドアを取り外し大変だった。
そして今日はピアノの移動。グランドを脚とペダルを外して台車に乗せて移動。見ていて手に汗にぎってしまった！リビングに置くと小型のC1はおとなしく収まってくれた。
しかし、家でもう音を出して弾けなくなってしまった。
子どもがポロポロ弾くのはご近所に挨拶に行き了解をとったが、自分はこれからはスタジオジプシー生活やなあ~_~;。
サイレントで弾けたらよしとしないとねえ...。
まあ何年間かコンクール挑戦三昧して思い残すところがないような心境なのでいいけど...。
私はいつもピアノに対してはみたされすぎるということがないなあ。
だからこそ負けてはならじとがんばってしまうのかもねf^_^;。

やはり教える人の魅力が大事？

最近始めた教える仕事、すっごく緊張するし、勇気も必要で、毎回毎回「清水の舞台からとびおりる」かのようなきもちで臨んでいるけれど、やっぱり教える人の魅力でうまくいくかどうかがきまるような気がする。
英語では”the way of presentation"　というのかしらね・・。
見せ方、聞かせ方というか、何も工夫をせずにただただ話をするのではスーッと流れてしまい、
聞き手の右耳から入って、左耳からぬけていくというので終わってしまう。
私もまさしく今そのとおりで、相手と対話しながら話すというのがなかなかむつかしいと感じている。
多分、ピアノの演奏にもあいつうずるよね・・。
「なにくそ、今度こそ頑張るぞ！」という意気込みが今の私の原動力かなあ。
めずらしいもの好き、挑戦好き、というのだけで、自分をひっぱっていってるなああ・・。
ああ、見せ方、聞かせ方も磨きたい・・・

超絶の進み具合

年内に超絶技巧を全部弾く（書いてある音符を鍵盤で弾いてみるという意味、曲としてちゃんと弾いたということではない）という目標に向かっているが、「雪かき」がやはり超・難しい。(-_-#)
左右字余りの音符がホントに弾きづらい。もしリストが俳句とか短歌とか作ったら字余りだらけだったんじゃないかと思う。音をたくさん弾くということに価値のひとつがあったかも！？なんてまたアホなことを考えてしまう。(-д-；)
この曲でもたついていたら年内には到底終わりそうにないので、「英雄」も練習開始。楽譜を見る限りではこちらの方がだいぶ読みやすさに関してはましかも・・。
そしていつまでもつっかえてばかりで弾けない「狩り」。この曲には刺激が必要だと思い、久々にレッスンを受けることにした。
先生にメールして「鬼火は寝かせています。（えっ、もう起きれない！？）(ΘoΘ;)」と伝えた。
一応指番号はまじめにふったので、それはお見せできるが、放置してたら弾けなくなってしまった。でも、これも弾こうとしたら、また年内の目標が遠のくので、おいておいて・・。(‐o-;)なんかいろんな曲を追われながら弾くのは音大生みたい・・と自分は弾けないんだけど、ちょっと嬉しい！？

続けたら変わっていく～

今年始めの一番太っていた時から4㎏の減量に成功。毎日グラフをきっちり付けて「こうすればこうなる」という自分の食生活と行動のモニターを怠らず、またおとろえて不十分になった代謝を補うために早朝にウォーキングと半端なお気軽るジョギングを日課にした。夏の真っ盛りの今は走り終わると滝の汗で、カーッと脂肪が燃えてる快感にひたるのが最近のマイブームである。
続けていけば効果はでてくるということに感激した。年齢がらあきらめてしまいがちだった自分は考えを改めた！(*^－')ノ
でも今後私は常に自分のモニターは厳格に行わなければならないけどね。自分の状態のコントロールが一番大事だと思う～。