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離音の極意は…

最近感じる事は「離音の極意はだまし船にあり」ということである。だまし船とは折り紙で「帆を持って目をつぶってね。はい、目を開けて。あらまあ、帆じゃなくて船を持ってるよ!」というあれである。
今手は鍵盤のここにあるよね、では目を閉じてひじの下を持っててごらん~。はい目を開けて、ほら手はこっちに移っているよ!という具合である。手の移動がササッとできるようになったら他の所で時間が使えるような気がする。
やっぱりあまり動かないようにするのが一番効率がいいのだろうなあ…。
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超絶2のレッスン

さてこの日マゼッパ以外に超絶2もほんの少し見てもらった。いまだに時々弾いていて、やっぱり弾ききれないこの難曲、ピアノの神様に「お宅しつこいね~。負けそーよ。」とあきれられそうだけど、さおり先生が素晴らしい手さばきで、この難曲を果たしてどう斬られるか知りたいものだとふと思ってレッスンをお願いしてみたのである。
しかしマゼッパの後ではもう超絶2のレッスンはどうでもいいという心境だった。
でも取りあえずひととおり聞いてもらうと先生は「そんなに速く弾こうとしなくていいんじゃないですか?」
そして弾き難い所のワンポイントアドバイスで、やはりどうしても弾けない右の上昇3連符の所、「ここのポイントは中指をしっかりとって弾くことです。そして慌てずに弾いてください。」といってブリラントに素晴らしく弾いて見せてくれた。「そ、そうでしたか…」中指というのがミソだったのか…。
家に帰ってから椅子を下げて先生の手つきを真似てみた。ゆっくり中指で水飴を手に取るようなつもりで練習。この感覚を磨いてゆっくり弾いたら今度こそちゃんと弾けるようになるかなあ(^_^;)。

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マゼッパのレッスン 3

マゼッパの技術指導~ーいつも言われている事だが橋渡しの音をきっちり弾くこと。メカニックの練習方法はテーマの始めの真ん中に入る16分音符は2は弾かず4だけ弾いていく、オクターブの連続の所は5だけで弾く事。テーマの右手のオクターブでたくさん移動するところは反復横飛びの要領で。「どこにとんで行くんですか、その右手。一番遠くに飛んだらすぐに戻らないとダメですよ。」(ΘoΘ;)ハァ~。音楽的アプローチについては、fばかりで弾かずに緩めるところを作りましょう。真ん中の甘美な所、左手の部分を両手で弾いて歌い方を掴みましょう。そして左手のアルペジオがメロディーに溶け込むように努力しましょう。左手の半音階はミステリアスに。
まだまだ不十分だが、気持ちだけでも緩急を付けれるようになったらだいぶ力が抜けてきたと思う。どうしてもこういう曲は噛み付くみたいに弾いてしまう~~。(そしてそれは曲想に合わせていると勘違いするが、実は翻弄されているだけなのである…。)(-_-#)
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マゼッパのレッスン 2

f以外にもたくさんのダメだし。いつも使用の縮小コピーについて「どうしてこの細かいリストの譜面を縮小コピーするのですか!?私は拡大コピーしたいくらいなのに!」と一理ある一言。「持ち歩くには小さいほうが便利でしてね」「暗譜のためには見開きのほうがいいですよ。ここで譜面をめくるというのも覚えますからね。」(でもそうすると譜面めくる時間ないからますます止まるんですけど…)←心の声。そして後半の唯一譜面見ながら弾けるゆっくりな所、ホッとしながら弾いてたら中身がないのがバレバレで「こういう所を聞かせてください!和声だって深い内容ですよ!」とダメだし。やはり演奏中にはホッとする間などないのであった。
(-.-;)
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マゼッパのレッスン 1

さてマゼッパ。とにかく通して弾いてみたが、全体的にしっかりしたバス音が不足と言われた。日頃サイレントで強弱の曖昧な練習をしている私はfはしっかり鮮明に鳴らすように心掛けたのだが先生の好む鳴らせ方ではなかったようだ。「椅子が高い人は状態の重みをかけて鍵盤から突き放すように弾きますがピアノの鳴りにくい日本の家の人の鳴らせ方は西洋に行くといやがられます。そういう風にしなくても家が響くから鳴るのです。」そしてフワッと品のよい広がるようなイメージのfを実演され、「場所と鳴り方を考えましょう。fがうるさいと言われませんか?」「私は女ですからそんなにf出ないと思います」…私は以前K叔母に「あなたは音量が出せる方ではない」と宣言された事があるから私ごときが何をしようがそこまで大きな音は出ないと思ってたし。でもfの出し方も人それぞれで先生によって言われる事が違うのだなあ~。(^_^;)
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またもや椅子の高さで論争が…

レッスンに行ってきた。先生のレッスン室新しくなっていてグランドが2台ならんでいた。(先生のお母様もピアノの先生なのである)一応防音もされているがご近所から苦情がきたわけではないので吸音しつくす感じではなく、部屋のなかでは音が感じよく響いていた。でも曲がマゼッパだったので響きに酔い痴れる余裕はなく……。
さて弾く前にいつもの椅子の高さ論争。「マンゴさん今日は子どもの高さぐらい高いですよ」「いえ、低いと弾けません」「椅子を下げるとこういう動きが使えるのです。(で腕をおりまげ手先で突く動きをされた)遠い所も安定して弾けます。高いと倒れそうになるでしょ。」
ああ、ここにN氏と大御所先生に登場してもらってグールドとお友達のさおり先生を説得してもらえたらどんなに幸せな事か…と思ったのであった。
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弾くという事の概念を変える

最近マゼッパとか弾いてたらすごく感じる事は、「ピアノを弾くというのはこういう事」という考えが変わるということである。例えば指をうごかして鍵盤を押さえると音が鳴ります~が、指を動かさなくても手の形を作って腕を上下させれば音は鳴ります~。ということである。ピアノを弾くのはバトンを放り上げながら演技する新体操ににていると思う。バトンが空中にある間小手先の技をチャチャッとして弾くのである。
高校生の頃、京芸に通う方に目の前でバラ4を弾いてもらった事がある。その手の動きはピアノを弾くのはこういう事という私の概念を遥かに越えたものであった。横でみていたら吹っ飛んで行きそうになったが、あの時の衝撃は今でも忘れられない…。(@_@;)違う概念の話しなのだった~。
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食べ合わせならぬ弾き合わせの妙

先日面白い発見をした。幻想即興曲で苦手な上昇のフレーズ、時々思いだしては練習するのだが、スムーズに弾けない。
ある時エステ荘の左手がメロディーで右手がレジェーロで軽く弾く所を弾いてから幻想即興曲の苦手フレーズを弾いたら、不思議なぐらいスッと弾けた。
普段と何が違うのだろうか。手を鍵盤に置く角度かなあ。そういえば以前ショパンのエチュードの練習していた時10-8がすごく弾きにくかったのだが、10-4を弾いてから弾くと格段に弾きやすくなったのを思いだす。
食べ合わせみたいに弾き合わせもあるのかも。多分今エステ荘が自分の鍛練の「魔法仕掛けの曲」(切手のない贈り物の歌ふうにいいうと)なのかも知れない~。
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子どもと音楽で遊んだ一日

子どもと音楽で遊んだ。まず子どもの作曲講座に出席。うちの娘は作曲が好きでお絵描きと同じ感覚で曲を書く。(曲といっても3度とか6度とか調和する音が分かっていて並びかえみたいにしているだけだけど)。2段譜を書くのにも慣れて今は両手用の曲を書く。ただし自分で弾けないので「こんな曲よ」と弾いて聞かせるのが私の役割である。作曲の添削を受けている先生の講座があったので行ってきた。子どもたちが描いたイメージを音にするのを楽しむ様子は新鮮だった。うちの子は自分で育てた野菜の曲とせみの曲と2曲作った。
もうひとつはカラオケ(大人の娯楽だが平日の昼二人で行くと遊園地で乗り物乗るより安いし、私は古い歌を気兼ねなく歌えるしのがいい。いかん親やね)「一週間」も歌ったが友達が実は恋人だったと判明。これは大人の歌だったのだ~(◎o◎)!
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