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生徒の前で弾いてみた

 先日、音楽コ-スの授業で自由練習の時間があった。くつろいだ雰囲気で雑談とかしていたが、ひょんな事から「先生も弾いて」という事になった。何を弾こうかなと考えたが、すぐに暗譜で弾けそうな「別れの曲」にした。生徒たちはそろそろショパンのエチュードも練習を始める頃で、多分みんな知っている曲だった。遊び弾きだったのでメロディーを際立たせるとか、バランスとか出鱈目でめちゃ下手な流し弾きだった。途中の6度のところもカスカスで弾いたけど、「あ-あ、自分は下手だなあ」と再確認した。やはり、人前で弾くと内面が沸騰するよね、そんな中よかった事は暗譜が飛ばなかった事だけだった。でも生徒達は私がピアノ弾くというのを知らなかったようで、「先生、いくつから習ってるの?」と聞かれた。「私、始めたのは遅かったけど、ずっと長い間弾いてるからね。」「この曲はいくつから」「さあね、みんなくらいの時かな」「僕もずっと覚えてられるかな?」などなど。
 17歳くらいなんてめっちゃ記憶力がいい宝の頃なのにこの子達は知らないんだなあ〜〜。いろいろ弾いときよ、と言ってあげんといかんよね〜〜。
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あきらめずに続ける

 ラフ3の暗譜、まず第1楽章の前半。この前止まった4箇所、指遣いを見直したり、音をもう一度よく見て弾きやすい考え方がないか再確認する。あまりの出来なさに悲しくなったが、次の日見てみたら何故か状態が向上していた。頭の中で勝手に何かが行われるようだ。一晩寝たら次の日に変わるというのは真実だなあと思う。
 第1楽章の後半。多分レッスンに行けるのは3月になってからだ。ほぼ2ヶ月遅れてしまったけどやっぱりまだまだ弾けてない。焦って持っていかなくて良かったのかも。
 第2楽章の暗譜を目指していたところは、いまだに出来ていない。でもだんだん指の力がついてきて、以前に比べたらだいぶ弾きやすくなってきた。以前はあんなに恐れていた第2楽章から第3楽章の経過の部分も、あまり怖いと思わなくなってきた。
 第3楽章もまだまだ覚えられないけどマシになってきつつはある。
 という事で、あきらめないで続けるという事、そして一晩寝たら良くなるという追い風をもらう事。これが大事だなあと思う。

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弾き合い会に参加

 
  コロナ以前に1度参加させていただいたことのある弾き合い会に参加させてもらった。主催の先生のブログを最近偶然見つけたのがキッカケだ。20分時間をもらえたのでラフ3の第1楽章の前半部と、ショパンのマズルカ7-1と63-3を弾かせていただいた。
 ラフ3、パッセージの入り方をバシッと決められずに結局引き直した所が4ヶ所。ウ-ン、やっぱりまだまだだなあ。重音の掴み方が不十分だったり、無理な速さで弾いてたり、音が完全にはわかっていなかったり…などなど。
  不安だなぁと思いながら弾くとうまくいかない。それこそ清水の舞台から飛び降りらような思い切りが大事なのだろう。
  マズルカの63ー3、この曲も左手が暗譜できない。しばらく弾かないでいたらどんどん弾けなくなってしまっていた。良い調子を保つのはどんなに難しい事か。

 でも、長い時間弾かせてもらったので満足感はすごくあった。これからはどちらの曲も人前でドンドン弾いていって、人前演奏に慣れていきたいと思う〜〜。

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上達を目指すには暗譜するしかない

 最近はしんどい練習をたくさんしている。具体的には今主に練習しているラフ3、1楽章の後半部のゆっくりしたところ。

 レッスンは年末私が病気になったから延期になったのだけど、「まだまだレッスンに持っていけるほど弾けてない」という事に気がついて今焦って練習している。まずはカデンツアがとても難物で、これが弾けるかどうかって繰り返していたらほとんど先には進まず。そこから先もパッセ-ジの暗譜がまた難しく、なんとか弾けたかなと思ったところでもうストップしてしまっていた。そこから先の所、微妙な色合いが絶妙で素敵なのだけど、いろいろ音色とか試してみようも思ったらやっぱり覚えてないと取り組みが不完全で習得には程遠い…。

 他、2楽章の軽快なところをうまく弾けるようになりたいと思ったらやっぱり暗譜するしかなく、頑張ってはいるもののどうしても頭に入ってこない。そこで音をじっくりみてみたらやっぱり2度の不協和音が離れた音で仕込まれていた!これはショパンのソナタ3の4楽章でもあった事なのだけど、何故か脳は合わない音というものを避けたがるようだ。どうしても覚えられないのは合わない音程が入っていたりするのだぁぁ…。

  そして第3楽章の軽快なところも。最近は練習は本当に頭を使う。そもそも練習って多分効果があるものはしんどいものなんた。私は何回か通して弾いて楽しい気分になるのが好きなのだけど、それはきっと練習になってないんだよね…。

 ただ、嬉しい事に一晩寝ると状態はよくなっている。前の日のひどいのに比べるとマシになっているのは本当に温かい木漏れ日にあたって気持ちが和らいだ時のようだ。この感覚が今の自分の支えかも〜〜。
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謹賀新年 今年の抱負

 拙ブログをご訪問くださっている皆様、新年おめでとうございます!今年もよろしくお願いいたします。

 年末はコロナにかかってしまい、部屋からほとんど1歩も出ずに過ごす事となった。という事で、私の生きがいの朝練が7日間できないという事になってしまった。これって修学旅行の時よりひどいやん!修学旅行はなんやかんや行って出発当日も20分くらいは弾いたので、ゼロの日って3日間だけ。これでも長いと思っていたのにね。仕事の休みの日はたくさん練習できるチャンスなのに。しかも熱が下がったら喉の痛みと咳は残っていても結構体は元気だったのにね。まあ、そこは世の中を大きく一転させた感染症なので、家族の事を考えたらおとなしくしている他はないなあ…。でもこの間たくさんyou tube聞けて良かった。亀井君のマスター講座も視聴出来たしね^ ^。

 さて、3日に練習再開して、まずはついに
ラフ3の3楽章最後まで読むことができた。コロナが始まった2020年にスタ-トしたから本当に、2年9ヶ月もかかったよね。それも、ちゃんと弾けてなくてしどろもどろで、2、3楽章はレッスンにはまだ持っていけないような状態なんだけどね。第3楽章、途中のエベレスト並みに難しい所を抜けたら後は読む分には読みやすく、ラフマニノフ先生は超難関を突破したら後は楽しんでね〜〜みたいなつもりで曲をお作りになったのでは?みたいな気持ちになった。
 そして不思議なんだけど第2楽章の最後にくっついてるオクタ-ブの難所、あまりにも難しそうでほったらかしていたんだけど何故か弾く気になって弾いてみた。そしたら、そんなに難しくないように思えた。いや、難しいのだけど、音がシンプルで思ったより読みやすかった。3年間で得られた事はこの感覚かなあ。いつも難しいものを見ていたらオクタ-ブ単音のみの連続とか見てもあまり怖く思えないという事。(でも速く正確に弾きなさいと言われたら弾けないけど〜〜)

 とこんなわけで今は
 1.1楽章の後半
 2. 3楽章の難しい所の暗譜を少しずつ
 3.  2楽章最後の譜読み
 4.  2楽章の早い所の暗譜
に取り組んでいる。やっぱり暗譜しないとこの曲は弾けない。完全な暗譜と不完全でもかなり頑張った暗譜はもちろん違うのだけど、とにかく不完全でも頑張った暗譜ができる事を今は目指していきたいと思う〜〜。
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