goo

きっちり座るという意味

ピアノで一つ目からウロコで発見した事がある。それはきっちり座るという意味。
きっちり座るので大事なところは左太もものウラと椅子との境目。そこをしっかり固定するのが大事なのだ。何故か?というとそこが安定したら全体的にしっかり座れる。そしてしっかり座れたら腹筋が使えるようになり、腕が自由になるのだ。腕が自由になると、もうその先は手が自由自在になる世界なのだ!
以前に事故で片腕を無くされた方の講演を聞いた事があるが 腕自体の重さって2〜3キロあるそうだ。なので事故以来歩く時バランスが悪くてすごくフラフラするようになったと。そのように重たい腕を私は今までうまく扱えていなかったように思う。オクタ-ブ奏も腕を自由にせずに手首で扱おうとしてうまく行ってなかったような気がする。手首の力を抜いて黒子のようにするにはやはり腕の扱いが分かってないと出来ないような気がする。それは腹筋と、ひいては座り方によるのだと思う。
オクタ-ブが安定してするまでは偉そうに悟ったかのように何にも言えないんだけど、このアプローチはかなり正しいんじゃないかな?
さあ、練習して確かめよう。(^o^)
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

暗譜で2段階アップを目指す

リストのソナタ、難しいところが山のようにありいくら練習してもし足りないくらいだが、自分が、2段階アップできる方法に気づいた。それは暗譜する事だ。
視奏していて何回弾いてもうまく弾けない10度以上の跳躍の左手、こういうのはやっぱり覚えるに限る。な-んだ、覚えたら弾けるやん。譜面見てたら全然弾けなかったのにね。(^^;
やっぱり、暗譜して初めて使える技術ってあるんだよね……。

今の目標は暗譜。今年中にできるように頑張りたい。

思えば、私が昔習ってた先生はハノンからバッハに至るまで全て暗譜しないと合格させてくれなかった。ハノンは1番から30番まで全部覚え、はい◯番、変イ長調で。という具合に全調で練習させられたなあ。
昔は弾いてたら自然に覚えたので、はい、今日は暗譜の日、なんて大決断しなくても
覚られてた。今の私からするとなんであんなに迷いなく弾けてたのかわからない。
その時の頭の動きが蘇ってほしいものだ。言霊の威力でそう言っていたら実現しないかな。((o(^∇^)o))
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

Mのホ-ルでのコンサート終了

Mのホ-ルでのコンサートに参加させていただいた。こう書くととても変な(?)名前だけど、実はすごく素敵なホ-ル。
ここにはミューズが住んでいるのではないかと私は真剣に思っている。何というかなあ、音が天空に登って行くかのような感じがするのだ。山の上にあるからかな、緑がとてもいっぱいで、とても爽やかな所だ。
そして自分が音楽に包み込まれたように思われるのだ。限りなく浄化されていくかのような感覚。

私は去年この会のメンバーの方々に来年はリストのソナタを弾きますとおこがましくも宣言し、(でないともう一生弾けないように思えたので…)、いつかそのうちというのを現実に変えていく無謀な挑戦が始まった。そして一年後のこの日、本当に弾くことができた。
まだまだ、仕上がってないんだけどね、いえいえ、仕上げる事なんてそもそもとうてい無理なのかもしれない。でも自分にとってはすごく大きな一歩になった。

所要時間は30分30秒。自分が弾いた中で一番長い曲だ。こんなにも長く弾かせていただけて幸せだったが、ここに至るまで本当に大変だったなあ。譜読みはそれこそ気が遠くなるようだった。ぺ-ジ数を数えてはまだあるの、まだあるのというのを繰り返し、そして暗譜しないと弾けない跳躍の数々…。

次の目標は、暗譜。えっまだやるの?と思われた方もいるかもしれないけど、やっぱりもっとしっかり弾こうと思ったら暗譜しないとどうしようもない。やっぱり私の場合、演奏力は暗譜力なのだ。全部暗譜で弾けたらその時はまた別の高い山に登ったような気持ちになれるかな?

さあ、また次の目標に向かって頑張ろう〜〜。


コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )