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生徒の前で弾いてみた

 先日、音楽コ-スの授業で自由練習の時間があった。くつろいだ雰囲気で雑談とかしていたが、ひょんな事から「先生も弾いて」という事になった。何を弾こうかなと考えたが、すぐに暗譜で弾けそうな「別れの曲」にした。生徒たちはそろそろショパンのエチュードも練習を始める頃で、多分みんな知っている曲だった。遊び弾きだったのでメロディーを際立たせるとか、バランスとか出鱈目でめちゃ下手な流し弾きだった。途中の6度のところもカスカスで弾いたけど、「あ-あ、自分は下手だなあ」と再確認した。やはり、人前で弾くと内面が沸騰するよね、そんな中よかった事は暗譜が飛ばなかった事だけだった。でも生徒達は私がピアノ弾くというのを知らなかったようで、「先生、いくつから習ってるの?」と聞かれた。「私、始めたのは遅かったけど、ずっと長い間弾いてるからね。」「この曲はいくつから」「さあね、みんなくらいの時かな」「僕もずっと覚えてられるかな?」などなど。
 17歳くらいなんてめっちゃ記憶力がいい宝の頃なのにこの子達は知らないんだなあ〜〜。いろいろ弾いときよ、と言ってあげんといかんよね〜〜。
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