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オンラインセミナー 華麗なるワルツ 34-1

 華麗なるワルツ。結構弾き込んで少しは自信を持っていた曲。結構曲想も自分なりに考えていたつもりだった。しかし、G先生からは結構たくさんのダメ出しをいただく事となった。
 1 それぞれの部分の性格づけが必要。例えば始めのところは男性のメロディーがあり、その後女性が続く。その後のところは左手をもっと出す。そしてその次のところで、音階が上昇していくところはもっと軽く弾くなどなど。
  左手のリズムはワルツらしく。ツンタンタンの2つ目と3つ目のタンタンはいつもピアノがピアニシモで弾く事。リズムの刻み方が一拍目と二拍目に少し間があるので「これはマズルカに似てるのですか」と聞くと「マズルカは二拍目にアクセントが来ることもありますが、ワルツは二拍目はいつもピアノです。一拍目から二拍目にはスラーがかかっているとおもってください。3つに均等割りしてはいけません」と言われた。根底には常に踊りがあるのだ。こういう感覚はやはり文化的な基盤が欠けているので難しい。学校ではワルツは三拍子としか習わなかったからね…。
 他にこの曲の難しさを再発見した。それは6度で、弱い4や5の指でメロディ-を歌うところがたくさんあるということ。明るくて楽しい曲のはずなのに、何故かしらすごく気を使う曲だ。ああ、やっぱり私の自信とやらは幻だったのだ…
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オンラインセミナー ハンガリアンラプソディ-13

 さて、去年行われたG氏のオンラインマスターコ-ス、今年もコロナ感染防止ということでオンラインで行われた。私は海外研修はとてもじゃないけど敷居が高すぎて参加は無理だけど、オンラインならありがたい事に参加可能だ。
 さて、ハンガリアンラプソディ13。G氏の前で狂詩曲を弾くのは決死の覚悟がいる。以前2番のレッスンを受けた時めちゃくちゃに追いたてられて、本当にめちゃくちゃ弾いてとても音楽とはいえないピアノで爆音鳴らすだけという恐ろしい経験をした。今回も多分めちゃくちゃやろうなと思ったけど、他に弾けそうな曲もなく、とりあえずこれで〜と申し込んだ。
 結果、や-っぱり、めちゃくちゃ!!!に弾かされた。コ-ダに入る前のタメをT先生に教わって「それは素晴らしい、それで行こう。」と思ってそうしたら「そこは速度緩めなくていい、そのまま突っ走るのだぁぁー」とG氏。そんなん弾けへんやん。ミスしまくり。まさに騒音でしかない。でもG氏は「ペダルも踏んで濁った感じにするのがいい」なんだか砂煙のイメージ??
 これでミスしない奏者やったら技巧が際立ってかっこいいのだろうが、私のようなへたっぴは騒音撒き散らし弾きで、それを気にしないでいいのなら人前に出せるんだろうか…。これは体操の鉄棒で回っているうちに手を離して飛んでまた掴むみたいな技が必要だ。でもピアノという楽器の可能性を弾き出すという観点では面白いんだろうなあ。(でもレッスン受けた意味ないかもしれないけど私は突っ走り弾きはできないし、しないだろうなあ…)
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T先生のレッスン8 ハンガリアン13

 夏の盛りとも言える灼熱の午後、久しぶりにT先生のレッスンを受けに行った。前回のレッスンは確か5月中旬やったっけ?レッスン日記はこまめに書いてたつもりやったけど、飛んでしまっている。(^^;)
 この前はラッサンやったから今日はフリスカ中心で見ていただいた。フリスカは鬼の難しさだが、ピアノという楽器の力と楽しさを思い出させてくれる。でも弾くごとに自分の下手さを痛感するから、実はあまり楽しくないんだけどね。ごくごく軽く、風がシュワンと通り過ぎるみたいに弾きたいものだけどどうしても重たくなってしまう。
 T先生に連打の弾き方を質問。弾き方には2通りあるそうだ。そこの方で上がってくるまでに弾く方法と、もう一つは上をすくう感で軽く軽く弾く。試してみたらその後者の弾き方の方が具合が良くって力みすぎずに行けそうだった。(しかし実際できるかというと、出来ないのよね…)
 また一つ感動したのはシシファファシシミと同じことをオクタ-ブ移動を繰り返して弾くところ。前の3つは速くて4つ目をゆ-っくり!というのを教わったが、これはすごい!と思った。楽しい曲を楽しんで弾くのは実は難しいのだ。難しいのをごくごく真面目に弾いて、よく練習しました、で終わるのではなくいかに難しい中、遊ぶかというのが大事だと。
  そしてもう一つ大切な事。それは左足の位置。ピタッと身体を安定させるためにソフトペダル踏む時以外は身体の真下の位置でキ-プすると。私は今まで曲によっては自然にその位置に足を持ってきて弾いてたけど、ハンガリアン13でほあまりそうしてなかった。腕を自由に使う奏法ではこの位置はマストなのだ。T先生のおかげで、軽く楽しげに弾くという事に対して少し薄日がさしたかのように思えたのだった。
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耳の練習が大切

 今、久しぶりに取り組んでいるのはショパンの華麗なるワルツop34-1。以前結構練習したことがあって、最近また弾き出したんだけど、あまり新しい発見もなく完全にマンネリ化してきた。ところが、声部を分けて練習すると、すごく面白い事に気がついた。初めは聞き慣れない声部のアルトとかバスの音に戸惑うけど、それだけ弾くと耳がそれに慣れてくる。すると普通に弾いた時音楽が俄然楽しくなる。練習って指を動かすことのみみたいに思うけど、実は耳を鍛えるのも練習だと思う。このようなことは、誰も教えてくれなかったなあ…。
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