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演奏を振り返って

先日のコンペ、一番よかったのはいい感じで自分を出しきれたということ。(なんせホームだったので。ホールの横の図書館なんて休みの日は入りびたっていたし)横綱の審査員の皆様にバーンとぶちあたっていけたのは快感であった。(ありがたく受け止めていただきました)講評も「表現意図のよく分かる説得力のある演奏でした。」といってもらえた。でも後で録音きくと、強いイメージはいいが緊張はあるが弛緩がない。今後は弛緩が課題だなあ。そういう「ゆとりや自由さから即興性、幻想が生まれてきます」と講評をいただいた。それにやはり技術的完成度はまだまだで(よたよたしてて…)平均8.12ぐらい。(ちなみに全国大会出場の方は8.9だ)一つずつだね。リストのカデンツァの華やかな音の世界で遊べるようになりたいものだ。w(☆o◎)w
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スタインウェイで練習

スタインウェイで練習しにいった。今回ビックリするぐらい音量が気にならなかった。普段の練習室で轟音に耳が慣れてるせいかなあ~ 録音聞いてみてやっぱりがっくり。下手ねえと思ってしまう。私の理想のダルベルト氏ならこんな音絶対出さないと思うようなハズレの音色がいっぱい。やっぱりこの曲の和音は充実感にあふれてないといかんし前半の速い所もこころもちゆっくりでいいから鮮明な音がほしいところ。
8月は本番のカタメ打ちなので何とか今シーズンのコンペ終了時には少しでもよいものに近付いていたいものだ。
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相乗効果をねらって

ハンガリアンの練習。オクターブで鍵盤の底の跳ね返り力をいかに捕えるかという事に加え、最近ショパンのエチュードの10-8と10-5を弾いている。10-8の広範囲のアルペジオは腕を柔らかくするのにいい。黒鍵はカデンツアのタッチを確実にするのに効く。本当は左手を動かすのに10-4を弾きたかったが、これはあんまり弾いてなかったから補強練習ではなく本格的練習になるのでパス。オクターブのエチュードはもうリストだけで十分でショパンまで弾く力は残ってないからパス。エチュードの難しさにハマって補強練習でなくなってしまわないように気を付けるのがコツである。(^_^;)
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野趣の研究

以前日記にかいた野趣のピアニスト、エレーナさんの弾き方を今研究している。ものすごくためがあってズシッとくる音。打楽器的で奔放、生のままという感じ。多分ハンガリアンもこういう音が合うと思う。ひじに角度をつけてバーンと手を落としているなあ。あとは溜める呼吸、そしてペダルは少ない目にする。ウ~ン、望む音により奏法を変えるのは難しい。いつも同じように弾いてしまうなあ…
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ハンガリアン ラプソディについて

ハンガリアンラプソディをリストが作曲した動機を以前N氏に教わった。それは「我らがハンガリー人の存在を世界に知らしめんがため、我ハンガリーにまつわる音楽を書かんと欲す」(N氏は漢語で教えてくれたわけではない)そして速いフリスカとゆっくりのラッサンを組み合わせたハンガリアンラプソディが書かれたのだがじつはラッサンはハンガリー人にうけつがれた音楽ではなかったそうだ。それはハンガリアン・ジプシーのものだった。それを各地を録音機をかついでつきとめたのがバルトークだったそうである。だからハンガリアンを弾くときはすごく気張った気持ちを持って弾くようにしている。「われらここに在り」みたいなもの…。
<(`^´)>
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松◇先生のレッスン4

真ん中の歌う所ラッサンは「全然よくなかった。面白くない。(ウッ、厳しい…号泣)ここはどう考えますか?」「はい、流れ者ジプシーの嘆きです。明日の知れぬ我が身の哀しさです」「ハンガリー人のバンドがどんな楽器でひくか聞けばいいですよ。ここの音色は腕全体で出すのです。テヌートはたっぷりと、急いで弾きすぎない事」先生の指導はものすごくはっきりしていて分かりやすかった。最後に「あきらめずにやろうとしていく事が大事です。漠然と弾いているのではなく何かをしようとする姿勢、態度は評価に値します。」と音楽に取組む勇気を与えてもらったのだった。
良いレッスンというのは本当に感動的である。良い音楽を聞く感動に匹敵するなあと思ったのだった。
(*^-^*)
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松◇先生のレッスン3

はじめの方でクレッシェンドから急にpなるところ「モワッとしたpでなく腕の重みを取り去って底まで弾かずに音を出してください」「先生、それはいわゆるハーフタッチですか?」「私はその言葉は使いませんが私の感覚ではハーフではなく押さえるのは1㍉です。こういう音はピアノでもとおるのです。さっきのモワッでは後の方では聞こえません。」(む、むつかしい…)「カデンツアは速さと大きさです。だんだん速くすればいいです。最後の低音は1本の指でひかなければもっと速く弾けます。指使いが大事です!」「付点が全体的に甘いです。」「オクターブの連続の和音、上下の動きを横のレガートにしようとして甘くなりました。」「まあこれレガートなんてできるわけないじゃない、ホッホッホッ」と変な事を言ってわらわれてしまった…
σ(^◇^;)。。。
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松◇先生のレッスン2

松◇先生は私の演奏のことを「音質を変えようとしてませんね。普段からバッハを弾いて声部分けをしている人はいろんな音の弾分けへの取組み方が違います。(バッハ弾いてないのバレてる!)弾分けが必要なのはプロコフィエフでもそうだとロシア人の先生が言ってました。リストもそうです。~ピアノは手や指のどの部分でひくかで音はホントに変わるのですよ。私は67歳ですがこの前指の付け根の骨で弾くというのに開眼したのです。これは小脳ですることなのです。大脳ではないです。本当に音が変わります。」そこで突っ込みたがりの私はつい「では今まではどうされてたのですか」ときいてしまった…。(爆)「今までは別の方法で弾いてました。」(でも当たり前だよね、聞くまでもなく)だけど先生の様な方が今でも開眼とおっしゃっるのはすごい!ことだと思う。(`=')」
そういわれれば私は弾きやすさを追い求めるのに終止している。だが本来はこういう音を出したいということでタッチを決めないといけないのだ。
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松◇先生のレッスン1

豚インフルで延期になった松◇先生のレッスンを受けた。先生は「何を求めているかでレッスンは変わってきます」とおっしゃったので「ぜひ本格的にお願いします」ということで始まった。はじめの4小節で止められ「リズムが感じられない。アクセント同じ調子でつけてたらダサいですよ。」右が入って来る所では「付点の後の方の32分音符、プロはこれをキッチリ鳴らすのです」そしてffの右手、「音が割れる様なffを嫌がる採点者は多いですよ。ピアノというのは実は音の汚い楽器なのです。完全5度、8度は調和しますが3度は汚い響きなのです。ヴァイオリンの人はピッチ上げてしのぎますがピアノの音は変えれません。だからここは内声を控え目にして汚さが目立たないようにしてください。
はじめのこのぐらい聞けばどういうふうにピアノに取り組まれているかがわかるのです。」とプロのピリ辛のワンポイントアドバイスをいただいた。
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ハンガリアン6 難所

ハンガリアンで今一番難しいのは真ん中の和音とオクターブの速いスタカートのところだ。ゆっくりさらって弾けても速度あげたら引っ掛ける。で気付いた。指使いが悪い。N氏が「リストのオクターブの黒鍵は基本的に4です」とおっしゃったのを思いだしスタカートではなくレガートでひき無駄なくよどみなく弾けるのを目指す。レガートでひけるようになったら軽くしていく。和声はシンプルでもテクニック的課題は多いなあ(‐o-;)
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