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G氏のレッスン ショパン 10-1

リストの後はショパンの10-1を少し。どうしてもミスの多発する曲。
じっくり指の動きをみてくださって氏いわく、「左はともかく、右が良くない。レガート奏法で弾いてください。上行では親指、下降では小指を打鍵後少しの間Holdします。あなたの手の大きさなら多分できると思います。指はパタパタさせないで。」あぁ、やはりここにも私の刷り込みが。この曲は右の指をしっかり動かしてはっきり発音しながら弾かねばならぬと思っていたが、指がしっかりしたら手や指を静かにする必要があったのだ。
「始めの5音が大切です。後はエコーのように弾きます。」
そして曲を和音に集約しコラールのようにとても美しく弾かれて「この和音の移り変わりを意識してください」と言われた~。
またこの曲頑張って練習しようと思った。
(*^_^*)
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G氏のレッスン 超絶2、5

そして途中のpになる所。左の10度必死で弾いてたら「もっと静かになんでもなく弾いてください。」と言われた。(‐o-;)
G氏模範演奏をしてくださったが淡々とした姿がすっごいCool!とにかくもうこの上なくカッコいい!(私は曲に翻弄され必死になるがそれは見苦しい事だ…。こんな自分がいやだ、ああ恥ずかしい…)
最後の難所右の和音の上昇するところ「レガートで練習してください。あまり指を動かさずに弾けるようになりますよ。」
という具合で一時間はほとんどリストで終ったのだった。
G氏の多彩な突き抜けるような音色は本当に素晴らしく魅せられた。脳髄に染み渡るというか…。ピアノからこんなに豊かないろんな音が引き出せるのだなあ…。自分の普段出してる音の陳腐な事といったら…。ほんのわずかでもあの豊かな音に近付きたいと心から願ったのだった~。
(*^_^*)
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G氏のレッスン 超絶2、4

その次、右のオクターブが稲妻みたいに鳴って右と左の和音が細く刻まれる所。「いつも始めに間を一瞬取ってパッと手を上げてからオクターブを弾いてください。」(もちろん上げ過ぎている暇はない…)「いつも一瞬間をとります。」それでキリッと曲が引き締まって面白くなる。曲のfの指示と一致している。これが曲と動作の一致なのかな?でもこの弾き方はなるほどすごい。一瞬の間を効果的に取ることをG氏は熟慮されている。(こういう所がG氏の個性かなぁ)「リストにはレガートはあまりないのです。もちろんたっぷりのレガートを意図して書かれた曲もありますが、レガートにしないで弾く曲の方が多いです。」落下のエネルギーで弾くという事かな。(だから椅子は高い方が弾きやすいと私は思うのですよ…ブツブツ)
後、Holdする音にも注意を払うこと。大事な音を熟知されている。難しさに気をとられておろそかにしてはいけない。(大御所先生もいつも言われたなあ…)G氏は音を鳴らしてペダル踏んで手をすぐ放して音を延ばすのと手をじっと鍵盤上でHoldするのと厳密に区別される。(その違いを聞いてみたいものだが、身体と音楽が一致するという観点からいうと納得できるような気もする…)(・_・;)
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G氏のレッスン 超絶2、3

そして最難関の箇所、右の上昇3連符。私がレッスンを受けたのはここの弾き方が知りたかったためと言っても過言ではない。永年の謎だった。解釈にただひとつの正解というのはなくても、メカニックには弾けるための正解がある。今まで先生に聞いていろいろ試してみたが私に理解する力がなくどうすれば弾けるか未だにわからない。さてG氏の答え「きわめてナチュラルに指を動かさず手の上下でひきます。親指の重みを感じるといいでしょう」ああ、やっぱりね、と思った。指で弾きこんでいたらスピードが落ちてしまうし疲労で固まって止まりそうになる。親指の動きに付随して弾く技術の習得は難しいが正解への正しい道筋が分かって嬉しい。「アルペジオがあるからはじめはそんなに速く弾かなくていいのです。だんだん速くしていけばいいのです。」そして次の右手の高速の下降パッセージも同様に「しっかり指を動かして弾かず軽くサラッと流れるように弾いてください。」指でしっかり弾かなかったら音色が変わる。それはまるで電車に乗ってて流れる景色をみるかのようで、音にまた違った色合いが生まれる。こうやってピアニストはいろんな音色を引き出していくんだなあと感じた。
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G氏のレッスン 超絶2、2

「曲の構成ーテーマがあってどういうふうに発展していくかを理解したら頭と身体の動きが一致して弾きやすくなりますよ。カプリチオですからテンポ揺らしてかまいません。はじめのミ・ミ・ミ・ミー。もっと明確な音で弾いてください。音質を変えないように同じ指を使いましょう。ゆっくり弾いて間をとります。だんだん音が増えていってハーモニーが豊かになっていきます。次はこんなんだよ、そして次はこんなんだよ~と聞き手に驚きを与えてください。」そして曲が進んだ所の右のオクターブ、「裏拍の16分音符ですからの極軽のタッチで弾いてください。左手のテーマをはっきり出してください。左のバスの音、右より小さく弾いてください。指をはっきり動かさない奏法で」(そんなんあったんですね~)細い綿密な配慮の中、テーマを追って曲が進行していく。
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G氏のレッスン 超絶と10-1,1

G氏のレッスンを受けた。今回は超絶2とショパン 10-1。
長年弾いているけど一向に上達しないこの2曲。自分はもう限界を感じているので、ただただ弾いて見せていただきたいと思ったのだ~~。はじめに通して2曲弾いて、まあ(普段どおり)ミスの多い事。お耳汚しで申し訳ない……。(汗、汗)
弾き終えて「どちらの方が難しいと思いますか?」と質問された。きゃあ、分からない…。で“Same.”と答えたが、G氏は「多分ショパンでしょう。和声がすごく複雑ですから~」
そうなのですか…。
そしてリストからとても明晰に読み解いてくれるレッスンが始まった。
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連動が大事

今取り組んでいるのは超絶2。
二の腕の裏側とか外側と指先が上手く連動するよう模索中。
いろいろ所の力が相互作用して最終的には統一体となる事をイメージしている。
体が形良くなると音楽も流れだすような気がする。
う~ん、ピアノ日記はあまり沢山書けない。だって本当に進歩が少ないし、レッスンも行ってないし。
(形悪く)出来上がった(いえ、出来てない)曲をちゃんとした曲にしたいと努力する毎日である~。
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