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K先生のレッスン バラ-ド3

 K先生のクリスマス会に参加するにあたって弾く曲の前もってのレッスンを受けてきた。今回はバラ-ド3。私にとって馴染みのある曲だったのでレッスンしていただいて普段と違う事を言われたら?という恐れもあったけど、お耳通しいただくのは大事だと思って出かけてきた。
 始め、うわー、鍵盤ツルツル!しかも音狂ってるし…。とギクっとするスタ-ト…。でもここで動じていてはいけないのだ!と続けていく。
 後半の一番の盛り上がりが美しく弾けず、残念だった。やはり弾き慣れた曲でも新しい環境や触った事のないピアノで弾くのはことのほか難しい〜〜。
 さて、いつものように音の微妙なコントロールにシビアなK先生、いろんな事を指摘してくださった。クレッシェンドを始めるのが早すぎるとか、音質が明るすぎるとか…。音へのこだわりがすごいなあっといつもながらに思う。

 ひとつ、多分私の演奏上の癖を指摘された。「肩が前にいって前傾してます。体は後ろに倒すぐらいがいいのですよ。見た目的に残念ながらです。音は良くても」
  ウーン、この言葉にはどう反応たら良いのやら…。たしかに背筋がまっすぐで美しい姿勢がいいに決まっているが、でもそれって私にとっては弾きにくい姿勢なのだ。私が弾きやすい姿勢って前傾気味でカチッと型にはまった姿勢。それがすごく楽なのだ。美しい姿勢が楽に弾けるのだったらやりやすかったのだろうけど…。「できなくても意識していてください。」手と鍵盤の位置確認にもっと集中できたら肩の位置にはこだわらないというふうになれて変われるのかなあ?でも今回のクリスマス会はそういう事を考えたら弾けなくなりそうう…。やっぱりまずは弾けないとね。(-。-;
という事で、これはできそうにない…。

 一番最後は「もっと、私すごいでしょ、というのを見せびらかすように弾いてください」と言われた。これはなかなか外国人的な指導?かも。やはり西洋音楽なので日本人的謙遜は捨てるべし〜〜という事かな⁉️
  
 こんな具合で、レッスンしていただいた事はあまり活かせないかもしれない。正直にそういうとK先生は優しくて、「それでもいいです」と言ってくださった…
先生のそういう所って魅力的だなぁって思うなあ〜〜。(*゚▽゚*)




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T先生のレッスン 6

 T先生のレッスンを受けてきた。恒例の考査期間中のレッスン。この日はショパンのバラ3を受けた。この曲は思いかえせば、ものすごく長い間弾いている曲なのだ。中学生の時友人のピアノ教室の発表会を聞きに行ったのだが、先生の娘さんも特別出演で出られていてこの曲を弾いていた。すごいなぁと本当に憧れた。高校生の時に譜読みを試みたもののどうしても弾けないところがあった。その後たどたどしくもなんとか通して弾けるようになった。そしてから12年くらい前に大御所先生にレッスンをしてもらった事がある。でも人前に出したことはない。なので人前に出せるくらいになりたいと思ったのがレッスンを受けた理由のひとつだ。もう一つは、ちょうど娘が今取り組んでいるので相乗効果を目指してというのがこの曲を見てもらった理由だ。
  レッスンですごく言われたのは手首を柔軟に使うという事。もっと弾き慣れてきたら手首の力が抜けてきて、いわゆる振り弾きができるのだろうが、今は手首ガチガチで弾いている。なので多分音楽も堅苦しいと思う。それから、和音は上の音ばかり出そうとするのではなく、全体もよく聞くこと。全体を聞くとアンサンブルみたいですごく楽しくなってくる。こういう点は大切にしたいことだ。いろんなことを言っていただけるのは本当にありがたい。
  また、練習頑張ろう〜。

 p.s. 模範演奏をいろいろさがすうちにソンジン君の演奏に行き着いた。本当に素晴らしい演奏だ。語りかけてくる対話の様な音色、ぐいぐい引っ張っていってくれる構成の面白さ。そして全体に漂う高貴なム-ド。いやぁ、本当に素晴らしいなあ、こんなふうにひけたらいいなあ〜〜。
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