若八幡宮古墳（福岡県）

若八幡宮古墳（福岡県）

 

 

殆ど判別できない程壊変されている。全長は若干５０ｍの前方後円墳で主体部は木棺直葬、特筆すべきは副葬品に三角縁神獣鏡が含まれていることであろう。しかし、築造の時代は４世紀中頃としている。これより古い古墳はこの地域に所在した山ノ鼻１号（前方後円墳）、内陸に所在する端山（前方後円墳）が４世紀前半に築造されている。

 

若八幡宮古墳位置

 

当該ブログの記事は平成２６年（２０１４）１月２２日から２５日までである。

鋤崎古墳（福岡県）

鋤崎古墳（福岡県）

 

 

４世紀末に築造された前方後円墳だが、説明にあるように後円部上部中央から横穴式石室が検出されたとある。横穴式石室は５世紀中頃から半島から伝わり日本各地に伝播していったところからすると当該古墳の埋葬施設は日本最古の横穴式石室だったのである。それが伝播しなかったのは何故かは判らぬが在地墓制を取り入れたのかもしれないが、他に見ることが出来ないのは当該古墳のもつ特徴かもしれない。

 

鋤崎古墳位置

 

当該ブログの記事は平成２６年（２０１４）１月１８日から２１日までである。

島田塚

石室を覗いてみよう。無い袖は振れないようだな。

羽衣縷紅草

　本年待ちに待った亡父の朝鮮朝顔（本当は羽衣縷紅草だが）が咲いてくれた。