街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

教え子の修学旅行

2006-09-27 02:12:49 | 熊本 古墳

家庭教師先に小学六年生の女の子がいるのだが、最近、修学旅行に行った。どうも行き先が様変わりしたのか古墳公園を訪れたのである。吉野ヶ里を訪れるなどはまあ聞く話ではあるが古墳公園である。一瞬耳を疑ったのである。
修学旅行といえば物見遊山のように思っていた(実際我々がそうであった)が、最近は違うのであろう。古墳などは普段殆ど見る機会等はないと思われるし、この様な機会でもなければ、一生見ることのない方々のほうが多いことであろう。
彼らは墳頂や周溝でお弁当を食べたということだ。清々しくて気持ちが良かったという。この地は肥後装飾古墳館で、かくいう私はその一月前にすでに罰当たりなことをしていた。そう岩原古墳群である。同じ場所に行っていたのである。先般、双子塚古墳の写真をアップしたとき、彼女の父親がそれをコピーして見せていた、まさにその場所だったのである。

(写真:双子塚古墳)

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小倉城発掘

2006-09-18 21:52:13 | 遺跡

小倉城の北西の極み(大門遺跡)を発掘していました。櫓台の石垣が出ていました。すぐ下は波打ち際だったようです。門内の前を長崎街道が南に向かい、門外から西に唐津街道が走ります。当然といっていいほど唐津街道の遺構などは残っておりません。ただ街道の並びにある長円寺、祇園社が残っております。私が訪れたときは本来の説明会ではなかったのですが、時間を割いていただき説明をしてくれました。江戸時代の上に明治時代の遺構がありました。実は私はこの時代には興味がないのですが、ふらっと街を歩いてみますとこのような時に出くわすわけです。少しながら興味を注がれるのです。歩くと言うことはこのようなことです。(写真:発掘現場)

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