画面右が小野田方面。画面左が長門本山方面である。
向うは宇部新川方面である。
ターナー展に行く
リニューアルオープン記念で英国最大の巨匠と言われる「Joseph M.W.Turner(1775-1851)」の「風景の詩」と題した展覧会を親子三人で観に行った。 彼はイギリスの風景画家で、フランス、イタリア、スコットランドなどを旅行し、多くの風景画を描き、イギリス最初の光の画家として自然光の表現に新生面をひらき、印象派の画家に影響を与えたと言われている。
読者諸氏は不思議に思うかもしれないな。何故「坊ちゃん」がと。 それはね、我輩が44年前に読んだことを思い出したからで、そこにはこう書かれている。
「船頭はゆっくりゆっくり漕いでいるが熟練は恐ろしいもので、見返ると、浜が小さく見える位もう出ている。・・・向側を見ると青嶋が浮いている。・・・赤シャツは、しきりに眺望していい景色だと云っている。野だは絶景でげすと云っている。・・・「あの松を見給え、幹が真直で、上が傘の様に開いてターナーの画にありそうだね」と赤シャツが野だに云うと、野だは「全くターナーですね。どうもあの曲り具合ったらありませんね。ターナーそっくりですよ」・・・・すると野だがどうです教頭、これからあの島をターナー島と名づけようじゃありませんかと余計な発議をした。赤シャツはそいつは面白い、吾々はこれからそう云おうと賛成した。この吾々のうちにおれも這入ってるなら迷惑だ。おれには青嶋で沢山だ。」とこれを思い出して是非ターナーの絵を見に行かねばと思い立ったわけである。夏目漱石もこの絵を見たのだろうからな。
当該ブログの記事は平成30年(2018)3月19日から28日までである。
三養基郡みやき町立中原中学校グランド脇に所在する。案内は無いが簡単な説明看板が立てられている。読んでみると・・・うーむ、横穴石室を持つのだが後円部上に在ったと書いてある。判らん。
野球部の生徒たちが一所懸命に練習していた。じっとそれを見守っているんだな。
読者諸氏は不思議に思うかもしれないな。何故「坊ちゃん」がと。
それはね、我輩が44年前に読んだことを思い出したからで、そこにはこう書かれている。
「船頭はゆっくりゆっくり漕いでいるが熟練は恐ろしいもので、見返ると、浜が小さく見える位もう出ている。・・・向側を見ると青嶋が浮いている。・・・赤シャツは、しきりに眺望していい景色だと云っている。野だは絶景でげすと云っている。・・・「あの松を見給え、幹が真直で、上が傘の様に開いてターナーの画にありそうだね」と赤シャツが野だに云うと、野だは「全くターナーですね。どうもあの曲り具合ったらありませんね。ターナーそっくりですよ」・・・・すると野だがどうです教頭、これからあの島をターナー島と名づけようじゃありませんかと余計な発議をした。赤シャツはそいつは面白い、吾々はこれからそう云おうと賛成した。この吾々のうちにおれも這入ってるなら迷惑だ。おれには青嶋で沢山だ。」とこれを思い出して是非ターナーの絵を見に行かねばと思い立ったわけである。夏目漱石もこの絵を見たのだろうからな。