『木組み模様の家』 この絵の3倍は人がいるほどの雑踏。有名な観光地だからしかたがない。この絵の手前は水位を加減して、観光船を上下させるドックがある。大きく繁った木があって、見えないので、あちこち移動しながら描いた。
この絵の添え書きである。
奥壁は道路側である。こちらが開口部である。封土が全くないのだが円墳であることには間違いない。近くに5号墳があるのだが、個人宅内にあるので行くわけにもいかず・・ただそこは封土が残っているという。貴重な鬼の岩屋古墳である。
穹窿状にしたり、持ち送りにしたりと面倒くさいことをしなくていいから造りやすいといえば造りやすいけどね。
ただね、石材は水俣や長島産というから、漁労や海運が生業だったろうから石材の運搬はお手の物だったかもしれん。
『ストラスブールの街並み』 手前に運河があると、目の前に邪魔がなくて描きやすい。どうしても描かなければならないときは、こんな場所は好都合だと思う。
この絵の添え書きである。
『リクビールの丘から 3』 リクビールのぶどう畑の丘の上から、描きながら位置を移動し、次第に下がって行ったために3枚できた。はじめから3枚描くつもりはなく、1枚でもうまくいきさえすれば終りにしたのに、描いているとどうも、風景に圧倒されそうになる、気をとりなおしては、挑戦した、悪戦苦闘の結果である。だから、1日で真っ黒に日焼けした。このたびのような取材でなかったら、こんな苦労はしない。思うに、朝から晩まで、太陽の下で絵を描くなどということは、もうこれからさきはないだろう。なおどれもアトリエに帰って描きついだもの。
この絵の添え書きである。
うん・・なんかあるのか・・・久しぶりじゃないか・・何でこげなところにおるとや。
トイレに立て籠もっているのだからな・・助け出したぞ。妻に踏まれるなよ。