戸山原古墳

　これでは見るに値しないと思われても仕方がなかろう。方針が変わるというのはあるのだが、将来このような姿になるのだという案内くらい作ればなと思うのだが。

戸山原古墳

　一号墳のすぐ東の脇の森の中である。どのように掘られているのかは判らぬが、ここにも石室痕がある。

戸山原古墳

　一号墳脇の三号墳にブルーシートが掛けられている。向こうに二箇所ブルーシートが掛けられているが、石室が押し潰れた痕跡のある場所なのである。

戸山原古墳

　ご覧のようにあちこちにブルーシートが敷かれているのが見て取れる。熱心な読者諸氏ならば何時もと違う車が止まっているのがお判りだろう・・・・とうとう壊れてしまって・・・泣いて馬謖を斬るの喩ではないが、とうとう軽自動車になってしまった。

戸山原古墳 その後

　入院手術退院して一年近くが経過した。こちらに来る機会を得て期待に胸を躍らせて来てみたら・・・がっかりである。あちこちを掘り起こしているものだから整理がついていない。　
　整備された一号墳も荒されてしまったかのようだ。我輩に言わせれば見るも無残である。

戸山原古墳

　ここから銀環が出てきた。通常、銀は酸化してしまって残ることはないのだが・・・今は大事に保管されているとのことである。

戸山原古墳

　墓道から羨道、更に奥壁へと続く・・・はずなのだが・・・何度も言うようだが、かく乱されているのだからどうしようもなかろう。

戸山原古墳

　羨道を真横から見ている。かく乱しているとは言え概観を掴むことは出来るというものだ。

戸山原古墳

　袖石と見られている石材

戸山原古墳

　画面左下に袖石の様な石材がこけている。