岩木山といえば関取、津軽平野に聳える岩木山・・・ではなく福岡県築上郡上毛町にある。先般宇野古墳を紹介したが、その近くにある。低く小さな独立丘陵のように見える。その上に数基が確認できる。立看板にはそのような説明は載っていない。
石段を登り、鳥居をすぎると目の前にまずは1基目を見る。円墳である。前方後円墳は無い。
岩木山といえば関取、津軽平野に聳える岩木山・・・ではなく福岡県築上郡上毛町にある。先般宇野古墳を紹介したが、その近くにある。低く小さな独立丘陵のように見える。その上に数基が確認できる。立看板にはそのような説明は載っていない。
石段を登り、鳥居をすぎると目の前にまずは1基目を見る。円墳である。前方後円墳は無い。
緑が目に眩しい その緑が柔らかい弧を描いている 千数百年もかけて自然に溶け込んでゆく円弧である。この柔らかさがなんとも言えぬ美しさを魅せるのである。
別に取り上げるほどの古墳ではないと思われるだろうが、その当時は西都原と肩を並べるほどだったらしい。
それがたった1基残ったわけだ。このような古墳がそこここに凡そ300基あったというのだから壮観だったろう。その1基が目の前にあるのである。残しておかねばなるまい。