御覧の様に石室には入れない。破壊されていたが何とか復元されている。径15mで周溝を持つ。
塚の川古墳公園 雀田駅から歩いておよそ10分で着く。ここに来るまで何の案内もない。しかも車など入る余地もない。地元の方の生活道路である。まずマナーを守って見学を。
案内は目の前まで行かねば無い。しかも、駐車場など無い。車の世界から隔離されていると言っていい。だから荒らされることなく静かな佇まいを見せる。6世紀末期に築造されており、6世紀後半から須恵半島での小円墳の築造が顕著となる。これはこの地域での須恵器生産と関係するものと言われている。別に5世紀前半に築造された前方後円墳の大判山古墳の主体部である箱式石棺が復元されて展示もされているが・・・うーむ。
周辺の桜はまだまだ蕾だったが辛夷が咲き誇っていた。綺麗だったな。花笑うとはこのことであろう。
大谷山荘専用の橋のようだ。また一台高級車が一台大谷山荘のスタッフに見送られて長門方面に走って行った。
川岸の遊歩道はもう少し続くのだが、我々はここで折り返しだ。左の画面は大谷山荘の庭だが川の上段から庭に川の水を引き入れているぞ。水が綺麗だからな。
桜の花芽はまだ固い。
何か気持ちが良いだろ。これから久留米に向かうぞ。足が痛くなったのでバスに乗るつもりで歩いた。小学校前にバス停が・・右を見たら・・おー、バスが来たぞ。渡りに船(いや バスだ)だぞ。久留米駅から電車で竹下まで行く。あと二か所立ち寄る古墳があるからな。バスのおかげで時間を稼ぐことが出来た。
我輩なんぞが前を通るのも憚れるような・・・駐車場には高級車が並び,チェックアウト時には車が見えなくなるまで支配人と女将かな・・仲居さんものようだが、最低でも二人で見送り、手を振っている。我輩には近寄り難いぞ。流石に国賓を迎える場所なんだなと。
画面右側に何かしら不思議な影が映りこんでいるのがお判りだろうか。・・・・妻の左腕なんだ。妻も話そうついては来たのだが・・あることがあって本人は古墳に近寄らないようになった。みやこ町に所在する甲塚の石室に入って妻の写真を撮った時のことで・・後日その写真を確認した時である・・・うーむ。妻の顔だけが白抜きになっていたのである。デジカメだからそんなことは無いと思っていたのだが・・見つけて妻に見せた時に背筋に悪寒が走ったとのことで我輩はすぐに削除したのである。それ以来我輩と一緒でも古墳には近づくことをしなかった。それから東光寺剣塚に立ち寄った時も不思議なことがあった。それを見た妻はやはり石室に近づかなかったのである。そのことは後日東光寺剣塚をアップしたときにでも話そう。