街道を歩く

今まで歩いた街道、町並み、これから歩く街道、町並みを散文的に紹介

上の山古墳 上ヶ原古墳群 (山口県)

2022-01-18 00:10:00 | 山口 古墳フォトチャンネル

上の山古墳 上ヶ原古墳群(山口県)

 

 

上の山古墳について

 川北神社を造営するために削り消滅させられてしまった。下関市内最大級の前方後円墳であった。6世紀前半から中頃に築造されたものである。幡生宮山古墳と時期を同じくする。100m超すんだからな。境内の片隅に細工が施されたと思える立石がある。石室の一部らしい。綾羅木川流域は古墳が集中する地域だから面白いぞ。

 

上の山古墳位置

 

当該ブログの記事は平成23年(2011)4月22、23日の二日である。

 

上ヶ原古墳群について

 有蓋石棺式の古墳群(墳丘墓と言った方がいいかもしれない) 植松古墳仁馬山古墳との間で林の中にある。 3基から5基あるようだ。かつては発掘の跡が残っていたのだが、今ではもう何がなんだか判らなくなっている。おそらくトレンチの痕であろう。コンパネで塞がれているのは石棺が安置されていたところではないだろうか。 こんなにいい加減なことをやっていては遺跡を護ることなんか出来ないのではないか。掘ったら掘ったまま。こういうのをほったらかしというのだろうな。有蓋石棺式の主体部であるから墳丘はわずかである。朝鮮式のようなマウンドのようでもないが、長い年月の末にこの様な状況になったのかもしれない。

 

上ヶ原古墳群位置

 

当該ブログの記事は平成23年(2011)7月11日から15日までである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

宮山古墳 (山口県)

2022-01-17 00:10:00 | 山口 古墳フォトチャンネル

宮山古墳(山口県)

 

 

下関市幡生宮山古墳(生野神社境内)本州最西端の前方後円墳だ。6世紀中頃に築造されたものである。市域にあっては綾羅木川流域に古墳が集中するのだがそれらは4世紀後期から5世紀前半であった。その後100年余を経て幡生方面に進出したのである。市街地にあって宮山は自然が残されているのは嬉しいぞ。 本州最西端でもあり最南端の前方後円墳だったことをすっかり忘れていた。 今でこそ内陸にあるのだが、古地図が正しければ宮山古墳は海沿いに築造されたということだ。やはり海路からは大和連合の一員であることが一目瞭然となったに違いない。

 

宮山古墳位置

 

当該ブログの記事は平成29年(2017)7月20日から26日までである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

観音堂古墳 (山口県)

2022-01-16 00:10:00 | 山口 古墳フォトチャンネル

観音堂古墳(山口県)

 

 

道路新設による発掘で移築保存が決まったことでここに収まったということである。やはり綾羅木川流域にある円墳である。石室の材料を見る限りではさほど大きな円墳ではなさそうだ。石材に特徴がある。ここも歩いての古墳探訪であった。

 

観音堂古墳位置

 

当該ブログの記事は平成23年(2011)5月2日から7日までである。新下関を歩く(史跡の道)で掲載

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

安徳天皇陵西市陵墓参考地 (山口県)

2022-01-15 00:10:00 | 山口 古墳フォトチャンネル

安徳天皇陵西市陵墓参考地(山口県)

 

 

豊田湖最奥部にある。安徳天皇についてはあちこちに伝説が残っているのはご承知であろう。小倉南区にも伝安徳天皇陵(隠蓑)と言う地があり、読んで字の如しで安徳天皇を源氏の追討の手から隠したという伝えがある。この地にあっても何かしらの伝説があるのだろう。

 

安徳天皇陵西市陵墓参考地位置

 

当該ブログの記事は平成27年(2015)7月5日から12日までである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丸塚第5号古墳(山口県)

2018-08-09 00:10:00 | 山口 古墳フォトチャンネル

丸塚第5号古墳(山口県)

 

 

6世紀後半に築造された径15m弱の円墳で、複室の横穴式石室を持つ。5号と言うからには他にもある訳なのだがその位置を紹介しないのは何故なのだろうな。きらら浜の方から賑やかな音楽が流れてくる。最寄り駅が阿知須なものだから年に一度(WILD BUNCH FEST)は賑やかになる。古墳の霊はそれを楽しみにしているのかもしれないな。



丸塚第5号古墳(山口県)位置

 

当該ブログの記事は平成29年(2017)9月5日から13日までである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

塚の川古墳公園(山口県)

2018-08-08 00:10:00 | 山口 古墳フォトチャンネル

塚の川古墳公園(山口県)

 

 

案内は目の前まで行かねば無い。しかも、駐車場など無い。車の世界から隔離されていると言っていい。だから荒らされることなく静かな佇まいを見せる。6世紀末期に築造されており、6世紀後半から須恵半島での小円墳の築造が顕著となる。これはこの地域での須恵器生産と関係するものと言われている。別に5世紀前半に築造された前方後円墳の大判山古墳の主体部である箱式石棺が復元されて展示もされているが・・・うーむ。古墳と関係のない写真がアップされているので間違わないで頂きたい。古墳しかないから。

 

塚の川古墳公園位置

 

当該ブログの記事は平成30年(2018)4月29日から5月11日までである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

工領古墳(山口県)

2018-08-07 00:10:00 | 山口 古墳フォトチャンネル

工領古墳(山口県)

 

 

芙蓉が咲き誇っている時季に自転車で探訪した。横穴式石室を持つ中形の円墳である。この近辺は古墳時代後期に栄えたらしく円墳が点在する。すぐ近くには移築保存された王喜傍示古墳群がある。瀬戸内海が畿内と九州、大陸とを結ぶ海上交通のメインルートにあったから、海人族として活躍した者達がいたかもしれないな。



工領古墳位置

 

当該ブログの記事は平成25年(2013)10月16日から31日までである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

植松古墳群(山口県)

2018-08-06 00:10:00 | 山口 古墳フォトチャンネル

植松古墳群(山口県)

 

 

植松1号墳のすぐ西側に保存され公園化されている。形状が円錐の頭頂部を切り取った、所謂台形にしているが本来の形状ではあるまい。川崎町の戸山原古墳もこの様な形状ではあるが・・・1号墳と合わせて見学できるのだが駐車場が無いし、道はと言えば殆ど農道のようなので地元の方には気を付けて見学を。

 

植松古墳公園位置

 

当該ブログの記事は平成24年(2012)6月13日から27日までである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柳井茶臼山古墳(山口県)

2018-08-04 00:10:00 | 山口 古墳フォトチャンネル

柳井茶臼山古墳(山口県)

 

 

山口県下(防長地域)での前方後円墳は20基程度である。当古墳は修復され国の史跡に指定されている。注目すべきは我国古墳出土最大の仿製鏡を有し、四世紀末ごろの築造とする。表面は石で葺かれているのだが、その修復は褒めたものではない。何処かの建物を壊した後のコンクリートの塊を持ってきている。もしかすると瓦礫を埋めているのではないかと疑いたくなるような修復なのである。石の葺き方もいい加減と言えばいい加減なのだ。国指定が泣くぞ。忸怩たる思いになった。ただ、墳頂からは柳井市街をさらにその先の瀬戸内の拡がりを望むことが出来るなど良い場所に墓を築造させているのである。



柳井茶臼山古墳位置

 

当該ブログの記事は平成29年(2017)5月22日から6月15日までである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

朝田墳墓群(山口県)

2018-08-03 00:10:00 | 山口 古墳フォトチャンネル

朝田墳墓群(山口県)

 

 

国道9号線山口バイパスから入って行くと維新百年記念公園弓道場の駐車場を利用することになる。トンネルの上部の丘陵上に朝田墳墓群が保存公園化されている。ただ崩壊しないようにコンクリートで固められているので見栄えがしないのは残念である。竪穴式石室が多く弥生時代末期に遡るのであろう。5世紀中頃に築造された朝田13号が小さな前方後円墳である。山口盆地に見られる数少ない前方後円墳の一つだがそれらしいのは此処では見つからなかったのだがな・・・うーむ。小さな円墳の築造は6世紀中頃まで続くようだが。



朝田墳墓群(山口県)位置

 

当該ブログの記事は平成28年(2016)6月12日から27日までである。
 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする