小丸山古墳(島根 益田)
所謂石見益田にのみ前期から終末期までの時間が流れる古墳をみることができると言っていい。四塚山古墳群から三角縁神獣鏡が出土していることからこの地域が古くから開けていたということがお判りであろう。小丸山は周溝と外堤を備えた5世紀末から6世紀初頭の築造とされる。墳長49m(全長52m)の前方後円墳である。今の古墳は修復保存だから見学しやすいぞ。益田で見る古墳は数少ないので是非とも立ち寄っていただきたいものだ。
当該ブログの記事は平成28年(2016)3月18日から25日までである。