所謂甲塚周辺古墳群である。ここには4基の円墳がある。2基は民家の庭にあるため入って行くことが出来なかったが、偶然にもこの御宅の方にお会いすることができたので写真に収めることが出来た。ご覧のように天井石が落ち、石室は泥で殆んどが埋まっている。
ご覧のようにグランドレベルが異なっている。古墳自体三分の一程埋まっているのである。このような状況で残存しているということはこの水田の持ち主のおかげであろう。表題のようにこの地帯は古墳群が存在していたのだが、今ではこの小さな1基がこの古墳群を代表しているということだ。周辺は完全に圃場化されているし溜池まである。1400年以上ここにあるが、破壊されることはもうなかろう。