古墳自体が大きいものだから全体像をつかみにくい。それに鬱蒼とした森だからな。見学し易い様にどうかしてもらいたいものだが。
この場を借りて・・2017年(平成29年)もお世話になりました。賢明なる読者諸氏は我輩のブログスタイルにはすっかり慣れているのであきらめの境地で御覧になっておられるのであろう。また、新年を迎えるのだが同じスタイルで変化が無いので申し訳なく思うが・・賢明なる読者諸氏でいて頂ければ幸いである。また、来年もよろしくお願いします。
スペースワールドのシンボルである。
駅名が変わるだろうか.
枝光駅と八幡駅の丁度中間点に平成11年9月に開設された。前出の二駅は明治時代に開設されたのだが、スペースワールドが1990年に開園されたこともあり、この東田地区の開発に伴って開業したようである。しかし、少し遅きに失したのではなかったかな。
また、スペースワールドは本年12月末に閉園が決まっているので駅名も変わるだろうな。
勿体ないの一言に尽きる。
タイガーロープに沿って登って行くと・・・
墳頂の様子
付け加えておかねばならないことがあった。九州最大級と言われる久留米地方に所在する権現塚古墳は二重の周濠を含めたところで径は150mあまりもあるのだが、その主墳だけの径は55mである。今でこそ鬱蒼とした森にしか見えないが、その当時は海上から一目瞭然、大和連合の一員としての国の所在を明らかにしたランドマークであったろう。もう一基小熊山古墳が近くに所在するのだが、これは全長115mの前方後円墳でやはり海岸べたの丘陵上に4世紀中頃に築造されており、大和政権が樹立して間もないころからの連合国の一員として強い絆で結ばれていたようである。やはり森の木で覆われているため全体像が見えないのは残念ではあるが、あの亀塚(全長115mの前方後円墳)と規模ともに類似しているので多少は想像できるかもしれない。この様に国東半島南部の海岸沿いに2基の大型の古墳が海上から確認出来るように、しかも小熊山古墳から御塔山古墳までの期間は50年ほどの隔たりだが、近接して築造されている。このことは大和連合国の一員であることを強調しているのではないのだろうか。
門司港ビール
ピルスナーを飲みたかったが無かったのでペールエールを飲んだ。少しの苦みと柔らかさ、泡がまた美味しく咽喉越しが良かった。店内ではなく外で海を見ながらだったから美味しさが増したかもしれないし、酒の肴はいらなかったな。お土産に2本のビールを買って帰った。
栄町アーケードの様子。うまい日本酒と門司で醸造された甘酒を見つけ購入した。
門司港驛ビールは純独逸式復刻ラガアビールで、やや焙煎された麦芽の甘みとホップの苦みを利かせた懐古的な味わい。とある。
ペールエール上面発酵(エール)の代表的な淡色(ペール)で、ホップの口当たりの良い苦みと豊かな香りが特徴の、イギリスでよく飲まれている。とある。ただね、量が少なく少々値段が高いのが玉に瑕かな。
ぐり石の様だが、これぐらいの大きさの石で表面が葺かれていたのだろうな。大変な作業だぞ。
4世紀末期から5世紀初頭にかけて築造されていることを言っておかねばな。
まだ県指定のままだぜ。案内板はこんなにも小さいのだが・・御塔山古墳は超大型の円墳である。日本最大の円墳は賢明なる読者諸氏ならば既にお判りであろうがあの「さい(き)たま古墳群」に所在する丸墓山古墳(忍城を攻めるために豊臣秀吉らが陣を築いたことで有名なのかな)の径が102mだ。この御塔山古墳の径は80.5mもあり、九州では勿論最大で、国内では9番目の大きさである。しかも造出を持つのもこの古墳の特徴である。
さらに当時の政治の中心であった畿内やその周辺でしか見られない形象埴輪が出土していると言う。この地域がどれほど大和連合国の一員としての関係が深かったのかが判ると言うものだ。