向うに九州新幹線が走る。
しかし、誰もこれが古墳だとは判るまい。近くによって見なければな。
異様に見えるのは我輩だけだろうか。景観を台無しにしているのは九州新幹線だ。
枠からはみ出した小さなスイカを見つけたぞ。
露草の青が良いだろ。この色は大好きなんだ。あのフェルメールの「碧いターバンを巻いた少女」の色が良いな。ラピスラズリだな。
説明は有難いのだが、平面図だの周囲にあったとする陪塚の位置など書けばまだ親切なのだがな。どうしてそんなことに気がつかないのだろうか。
本来の説明とはそんなものだと思うし、周辺に所在する古墳の位置も書いておけばと思うのだがな。
ひっそり閑とした駅前である。
ＪＲ瀬高駅は柳川への一つの玄関口ではある。西鉄柳川駅は市も力を入れる玄関口ではあるがな。
使用された石材であろうか。祀られているようだ。少し右の木々の間から垣間見えるのはマドンナではないか。なんだなんだ、妻じゃないか。
瀬高駅前だ。何やら怪しげな看板が・・近くに行ってみよう。
・・・うーむ、もしかすると卑弥呼か？横に流れる川は矢部川か？背景の山は女山が所在する山塊かな。あっそうだ、今では瀬高駅だが開業当時は矢部川駅だったからな。邪馬台国と比定した方（木村俊夫、久米邦武）がいたからこうなるんだろうな。この付近は主要な後期弥生遺跡が検出されているからな。また、投馬国に比定する方もおられる。柳川付近なんて２０人以上の方が邪馬台国に比定しているのだから驚きだろ。別に多数決で決まる訳ではないからな。念のため・・・ははは。
４０ｍ級の前方後円墳だが、御覧の様に後円部や前方部などの高みが無い。誰が見ても古墳だとは確認出来まいが、近くによって周囲を見ると形状が確認でき、括れの部分がはっきりと判るだけでもいいのかな。
鳥栖駅 車窓からサガン鳥栖の本拠地？詳しくないからな。
瀬高到着 ７：２５ ２時間３４分 遠いな。三箇所の古墳（車塚、権現塚、蜘蛛塚）まで往復の歩きである。
古墳に関しては別に記載している。悪しからず。
