90になる私の伯母が12月の中旬に高血圧で入院し、今月27日退院してきた。年齢が高いだけに心配したがさほどのことではなかった。一人で住んでいるので家のことの面倒を私がもう12年間、毎月1度母と一緒に通ってきた。母は伯母の話し相手であり、私があれやこれやと仕事をするのである。まだまだ頭は聡明で、いわゆるボケなどという言葉は伯母には通用しない。唯、足腰が弱いのは如何ともしがたい。伯母の家までの途中に沖出という地名があるが、ここに九州でも有数の前方後円墳があり、それをまた古代の様子そのままのように再現している。いわゆる古墳公園である。唯古墳があるだけなのだが、それがまたいいものである。眺めているだけで現代を忘れてしまうかのようである。また邪馬台国時代の一つの国に比定されている地域でもある。だからといってこの古墳をそこに結び付けようというわけではない。一度このすばらしい眺めを目の当たりにしてもらいたい。少し足を延ばすと小石原と秋月への街道と十字に交叉する地である大隈に到る。散策するにはもってこいの場所である。ぜひにでも行って見て貰いたい。(写真:沖出古墳)
1月15日田川風治八幡のどんど焼きに行ってきました。ぜんざいを食べに行きました。今までですと成人の日(1月15日)だったのが変わってしまって参加する人たちも少なくなりました。恒例のようになっておりましたが、祝日で無くなった為、今年行くことが出来ました。初詣もかねました。秋月街道を南下し伊田に至るわけです。伊田の街並みが好きなものでそぞろ歩きをしましたが、寂しい限りです。風治八幡に伝わる神功皇后御腰掛の石があります。伝説ではありましょうが福岡県には神功皇后にまつわる地名の由来がそこここに見受けられます。また、豊前の道の駅御腰掛は中津街道沿いに有ります。また、景行天皇にまつわる地名も残っています。秋月街道に沿って山田方面に南下すると猪膝宿には倭建命でも知られる白鳥神社、倭建命が血の着いた剣を洗った井戸と伝承されるものもあり、まだまだ昔が残っています。21世紀の今日でも伝統が続くことは良いことだと思いながら帰路に着きました。ちなみにぜんざいは二杯いただきました。母親と二人で母と子の会話をしながら5,6時間でしたが久しぶりでした。(写真:どんど焼き)