麻生内閣炎上？

ブログで問題発言しこれに一斉に非難コメントが集中して閲覧不能になる事を
ブログ炎上と言います。
今将に麻生内閣は不用意な発言で、国民や政界から非難の矢が飛び、内閣炎上の
状態と言えるのではないでしょうか。
定額給付金のブレは、未だ止まらず、辞退を言った言わなかったと揉めています。
又国家公務員制度改革問題では、独善の誹りを受けても仕方無い様な見事な走っ　振りです。
そこまでヤル気は大いに評価しますが、実現性になれば根回し不足
で潰れては何もなりません。
しかし今回の郵政民営化について反対であったとの表明は、一国の総理の発言としては問題があるのではないか？
恐らく郵政民営化で小泉さんに踊らされた人の大半は、後であれには反対だったと
思った事だと思います。
しかしそれを公式の場で総理大臣が口にすべき事かは、誰が見ても判ります。
恐らくリップサービスの積もりでつい口が滑ったのでしょう。
何でこう問題山積して居る今次ぎから次ぎにボロボロ新たに問題提起して行くのか
不思議でなりません。
失礼だが、賢いのか、アホなのか疑いたくなる様な感じです。
よくまあ、今日まで麻生内閣保てたなと言うのが正直な感想です。

政府紙幣と無利子国債

追加経済対策の財源として、ここ急に政府紙幣と相続減免付き無利子国債発行が、浮上してきました。
昨年初頭の原油高騰に始まる物価高騰それに対応する農漁村関係、中小企業支援策が補正予算で、
又リーマンショックで経済危機が拡大し、実体経済が崩壊の危機に際し二次補正予算を、そして０９年
本予算にも盛り込み、総額で７５兆円と言う　年間国家予算に匹敵する経済浮揚政策を策定したが、未だ大半は審議中で実動して居ません。
１００年に１度の危機に対応が必要と言う殺し文句で、緊急な経済対策の追加が　叫ばれ浮上してきたのがこの政府紙幣と無利子国債の発行です。
自民党有志議員連盟の設立準備段階ですがその波紋は大きな広がりになっています
構想は５０兆規模で政府紙幣を発行し、日本版グリーンニューディール政策の遂行
中小企業支援や株価対策、金融支援強化等とか盛りだくさんの景気浮揚策を計画し
実行すると言う構想らしい。
政府紙幣発行は今に始まった考えでなく、小泉政権の折も財源念出策で話題になった経緯があります。
過去にも明治時代の太政官札や第二次大戦時の軍票等がありますが、我々小さい　時に手にした靖国神社が印刷された５０銭の政府補助紙幣等があります。
伊吹元幹事長は政府紙幣はマリファナの様な危険なものと、又津島党税調会長は
円天みたいなものでサギだと極言、殆どが取るに足らぬ話と一笑に付して居ます。
確かに日銀券とは別の紙幣が回り出すとは、考えられ無いことです。
ある計算によると２５兆円の政府紙幣が発行されると物価は１～２%上昇すると言う
是(これ)を是(ぜ)と見るか、非と見るかは考え方で異なるでしょう。
しかしインフレ傾向になる事は間違いありません。
一説には今の日銀のやり方を批判し、デフレからインフレに誘導するための策略
ではと言う者も居るとか。
次ぎに無利子国債の発行です。これは高齢富裕層の眠っている資産を相続税減免と
言う密でおびき寄せ様と言う政策です。
確かにこれ以上の赤字国債を出さず良い方法の様にも思えますが、無利子と引き替えに入るべき高額の相続税を棒引きにする事は、富裕層優遇政策と言われても仕方
ないのではないか？
私の考えを申しますと下手な考え休むに似たりで、この様な無駄な事を考えだす
暇があったら、もっとする事があるのではないかと言いたい気持ちです。