小泉氏牙をむく？

昨日の「郵政民営化を堅持し推進する集い」で炸裂した痛烈な小泉氏の麻生批判
そこまでやるかとの感じを国民は受けた様です。
定額給付金には反対だから、３分の２の再議決は使って貰いたくないと　明言し　ました。
これは此の施策の発案者である公明党を否定する事です。公明党との共闘態勢に　ヒビを入れ、自民党議員に造反を促し、麻生内閣倒閣の、のろしとなり得る重大　発言です。
そして本人はロシアに会談のため逃げ出して知らんぷり、少し無責任の誹りは免れ
ません。
麻生首相から散々こき下ろされても、沈黙を守っていた小泉氏が口を開いたのです
から、喜んだのは小池氏を擁する改革派の武部・中川両元幹事長の面々です。
武部元幹事長は小泉チルドレンを率い、兎角麻生内閣にになってから冷たい待遇に
遭い、特に若手小泉チルドレンの不満は爆発寸前であったと言う。
これからどうなるのか？今まで政界を纏めてきた、森元総理の顔を潰した格好の
小泉氏と中川元幹事長。一度火を付けられては若手議員もこのままそう簡単には引かないでしょう。
残された麻生内閣は、安倍、福田に続き三度目の内閣を放りだすか？
一か八か総選挙に打って出るか？しかし負けると判っている選挙を自民党
役員が簡単に許すか？
０９年度本予算成立まで鎬ぎ、首を付け替えて総選挙に臨むか？
その前の二次補正予算の関連法案が再議決出来るか？
そこで造反が起きればアウトです。
いずれ麻生首相の余命は余り残されて無い様です。
ただ名宰相、吉田首相の孫としてシブトク生き残る能力がひょつとすると、有る
のかも？
民主党は時来たると騒いで居るが、国民は果たして民主党を全面的信頼出来るか？
イマイチ疑心暗鬼の状態です。
オイシイ事を一杯並べ立てて居るが、どれも現実味に今一つ疑問が残り国民は
案外冷めた気持ちで居るのではないか？
これ以上悪い状態になるのはゴメン蒙りたいと言うのが偽らざる気持ちです。
一体国民は何を信じたら良いのか？
兎に角国民の信を問うのが先決の様に感じます。