日々好日

さて今日のニュースは

口蹄疫殺処分拒否問題

2010-07-09 11:09:38 | Weblog
宮崎の口蹄疫問題は、下火なりかかったかと思うと、あざ笑う様に宮崎市等で発生し一向に
終息しない。

現在えびの市。日向市。都城市は一応終息宣言を出して居るが依然として緊急体制は解除されて居ない。

山田農相は、種牛の殺処分命令を出し是を拒否する農家と異論を出す宮崎県を非難糾弾しました。

種牛は特定の牛を除き國の口蹄疫対策特措法に基づき殺処分が勧告され殺処分にされました。

処が民間で優良種牛を所有する農家が県の殺処分勧告を拒否しその成り行きが注目されます。

奥さんと種牛を育て30年試行錯誤のすえにやっと完成した種牛6頭は全国的にも評価が高く
それを口蹄疫対策のため殺処分せよとはとても受けられないと言うのが言い分です。

確かに口蹄疫の全国蔓延を防ぐため全ての種牛を殺処分せよと言うのも判る気がするが、
育てて来た農家に取っては理不尽な事です。

国家権力の乱用と言いたくなる気持ちも判ります。
國の初期対応の遅れがこの様な事態になった事は棚に挙げて只殺せの一点張りでは、農家は
堪ったものではない。

が正直に國の言いなり通り種牛等殺処分した農家と拒否する農家では不公平過ぎると不満が。
噴出して来て収拾出来ない状態です。

只殺せの國と拒否する農家。中に立つ宮崎県はどちらからも非難され窮地に立って居る。
貴重な種牛は今後農家の生活に関わる事で大きく宮崎の畜産王国の浮沈に関わる事でもある。

畜産農家は國であろうと他県であろうと干渉して貰いたくない事と言うのが本音でしょう。

しかし隣接県や国は何とか宮崎1県で終息を図りたいと当然理不尽な事を押しつけて来ます。

我々部外者の口出す事ではないが、問題が問題だけに解決を誤ると取り返しの出来ない事に
なりかねないと思われます。

何とか上手く解決出来る方法はないものでしょうか?

超党派機関設置等についてのアンケート結果

2010-07-09 06:37:18 | Weblog
参院選も最後の段階に入り残すところ明日1日となって来ました。

共同通信がこの程行った、超党派の年金協議等に関する各党の政策アンケートの結果を発表し
ましたが、選挙に当たり大変参考になる点が多く、時を得た調査を評価します。

まず今回の争点の一つ消費税の問題があります。

将来的消費税の引き上げに賛成の政党は民主。自民。国民新党。新党改革と立ち上がれ日本。
反対の立場が、公明。共産。社民。みんなの党の4党です。

その理由についてはそれぞれ各党の主張があって面白い。

そして賛成各党の消費税引き上げの時期と引き上げ幅については、超党派で協議の民主党の
他は、大体アヤフヤで中には2012年から2020年頃と具体的時期と上げ幅を3~10%
とハッキリ宣言する党もある様です。

次の争点の財政再建については公明。共産。社民。立ち上がれ日本。みんなの党等は軍事費や
公務員人件費削減や、国民生活再建が先と財政再建後回しの党も結構多い様です。

民主党が呼びかけた超党派の年金協議会については、自民とみんなの党を除く7党が賛成です
自民党は是に賛成するのは沽券にかかわるのでしょう。
只その理由については各党それぞれ思惑があって大変面白い。

バラマキの代表格として兎角批判が多い高速道路の無料化については、受益者負担で反対とする党や、
現在の高速道路料金見直しの党の多い中、民主党は現在実施の社会的実験を踏まえて段階的に
高速道路無料化とするとしています。

そして地方自治体財源問題は交付税増額や内容見直し、財源や人の移譲等様々な主張がある。

政治とカネの問題で企業団体の献金の全面禁止については、民主。公明。共産。新党改革。
社民。みんなの党が賛成で、自民。国民新党等は反対の立場の様です。

最後に鳩山政権を追い詰めた普天間基地移設については日米合意に賛成が、民主、国民新党と
立ち上がれ日本。みんなの党だけで大半は反対を表明した。

共産。社民の反対は当然として、かって日米合意に関わった自民。公明はやり方が気に喰わないと反対の様です。