日々好日

さて今日のニュースは

死に体(たい)の菅内閣に何が出来るか?

2010-07-14 07:45:20 | Weblog
見事な惨敗を受けて行われた各社の世論調査は相当厳しいものが出た様です。

読売で内閣支持率は38%。共同通信で36%で不支持率は実に52・2%と過半数を超えました。

先月の調査で61・5%あった菅内閣の支持率が今回の選挙結果でこの様に急落した。

しかし首相を辞めるべきは15・2%で辞めなくても良いが52・8%もあってその理由が、
他に適当な人が居ないからが30・2%もあると言う事は問題である様に思えてなりません。

国民が一番関心を持って居るのは景気と雇用対策で実に48・3%が切実な願いを託して居る。

又ムダの削減と財政改革には関心が高く実に37・6%が重要課題と回答しています。

今回の参院選の争点の一つとされた消費税問題は評価するが44・9%で評価しないが48%で
消費税引き上げ賛成は19・1%でどちらかと言えば賛成を足すと52・9%で前回よりも、
具体的提案が行われるとわずかながら減じていますが消費税増税が浸透化しつつある様です。

しかし基本的には国民は消費税増税に対して総論賛成。各論反対の立場と言う事に変わりは
ない様です。

但し共産党や社民党等の様に現実を直視出来ない理想論で、日本の財政再建が出来ると言う
目の先だけの事しか考えない甘い考えの人達が居る事も事実です

これだけ国民にとって切実な問題が山積して居るのに国会は開いても、最早回らない事が予想
されて今回開かれる臨時国会は9月に行われる民主党の代表選挙結果待ちで形だけのものに、
なりそうとの事です。

通常、選挙の後開かれる臨時国会は今回はごく短期で切り上げ民主党の新しい代表が決まった 
時点で本格的臨時国会を開催すると言う段取りが決まりつつあると言う。

これは今回の参院選で民主党大敗し参院での議事運営が出来なくなり、新たな連合先や
政策協議と言われるパーシャル連合の交渉をする必要性が出て来たが、直ぐにでも交代
させられる可能性の高い総理と真剣に話し合う党首等居る筈がない。

言えば菅内閣は完全に死に体内閣となってしまいました。

この大事な時期に2ケ月間も政治の空白を作る事になる可能性が出てきました。
これも国民が選んだ事だから仕方ない事かも知れませんが、日本は一体何やっているのだと、
歯痒い思いがあります。

我々が選んだ国家議員達は、一体日本をどうする積もりなのか?
速やかに答えを出して欲しいものです。