民意は我に有りと信じた民主党が行った数々の政策に対し下した国民の審判は大変厳しいもの
であった。
菅代表が目指した54議席は遠く及ばず44議席で完敗してしまいました。
一人区で8勝20敗と言う無惨な負け方です。
是に対し復権を目指す自民党が51議席獲得し完全に与野党逆転しました。
其れと渡辺衆院議員が率いる「みんなの党」がいきなり10議席獲得した事が今度の参院選の
特徴と思われます。
何も今回の参院選で敗れたからと政権交代が起こる訳ではないが、民主党は厳しい議会運営に
なる事は間違いありません。
ついこないだまで散々自民党政権を困らせていた参議院が今度は民主党が困らせられる事に
なり、仏教界で言う「因果応報」とはこの事でしょう。
世界の政治の流れは今や二大政党時代は過去のもので新しく連立の時代になりつつあると言う。
議会政治の先輩格のイギリスでさえこの5月今迄13年間政権を担当した労働党が破れ
第1党の保守党と第3党の自由民主党が連立政権を組みました。
相容れない主張の両党が連立を組んで国政に携わるのは今や何処の國でも常識の時代です。
是まで日本は自民党政権の遣り放題し放題に対し国民はどうにも手出しが出来ず手を
こまぬいて居ました。
処がやっと流れが変わり民主党政権に交代しました。
国民の期待を受け船出した民主党政権ではあったが、余りにも成果を急ぎすぎたのか過大な
約束を強引に実行しようとして突っ走り暴走してしまいました。
子供手当。高速道路全面無料化。農家戸別所得補償。高校授業料無料化等々ですが、
行き着く所は財源問題です。
此のバラマキ政策とさえ言える財源の捻出に苦労し、政策の一部修正や先送りで国民の期待を
裏切ってしまいました。
それにかてて加えて政治とカネの問題で自民党時代の体質と同じ事が起きて国民はガッカリ
しました。
責任を取らず逃げる処まで全く同じで、其れを追求すのが、つい今までやって来て今もやって居る
自民党と来ては国民もウンザリで、それが今回のみんなの党へ票が逃げた原因の一つではなかろうか?
また民主党政権は自民党政権が先送りした沖縄普天間基地問題を何とか解決しょうとして迷走
してしまい是が命取りになり鳩山政権が潰れました。
原因を作った自民党は涼しい顔で厳しく糾明すると言う何か割り切れないものがあった。
しかし民主党政権が交代したお陰で随分国民にとっては利益をもたらした面も多い。
そう世の中簡単に変わる筈がないが、少しやり過ぎの面はあるが、官僚王国にメスを入れて、
少しでも改善しようとして居る事です。
何とか経費のムダを省き、天下りの巣である公益法人等を表に引きずり出した事です。
何処かの無責任な官僚体制の壊滅を目指す政党よりは少なくとも正常ではある様です。
この参院選で菅首相は続投を表明したと言うが、何らかの責任は取らされるのではないか?
ひょつとすると、噂通りの選挙管理内閣で用済みで9月の民主党代表選出で次の顔が決まる
可能性が出てきた様で短命内閣の様相がうかがえるのではないでしょうか?
しかし民主党の政治主導も何処かに綻びが出てきて如何に官僚体制に手を加える事の難しさ
を痛感します。
其れと一番の敗因はタブーの消費税問題を敢えて争点にしようとした菅代表の読みの甘さが
挙げられます。
行き詰まる日本の財政状態誰かが口を切らねばならない消費税問題で、今すぐ上げるのでなく
討議をしましょうと言っただけでこの始末です。
消費税絶対反対と言えば国民から拍手喝采を受ける事間違いない共産党や社民党何やか
言っても「カネ」無くして何が出来ると言えるのですか?
このまま赤字国債を垂れ流し福祉にバラマイて日本の財政はどうなるのか考えた事があるのか?
我々庶民が口出しする事ではないかも知れませんが、これでまた日本の財政再建が遅れて、
日本が極めて危険な状態になりつつある事は間違いない事実でしょう。
であった。
菅代表が目指した54議席は遠く及ばず44議席で完敗してしまいました。
一人区で8勝20敗と言う無惨な負け方です。
是に対し復権を目指す自民党が51議席獲得し完全に与野党逆転しました。
其れと渡辺衆院議員が率いる「みんなの党」がいきなり10議席獲得した事が今度の参院選の
特徴と思われます。
何も今回の参院選で敗れたからと政権交代が起こる訳ではないが、民主党は厳しい議会運営に
なる事は間違いありません。
ついこないだまで散々自民党政権を困らせていた参議院が今度は民主党が困らせられる事に
なり、仏教界で言う「因果応報」とはこの事でしょう。
世界の政治の流れは今や二大政党時代は過去のもので新しく連立の時代になりつつあると言う。
議会政治の先輩格のイギリスでさえこの5月今迄13年間政権を担当した労働党が破れ
第1党の保守党と第3党の自由民主党が連立政権を組みました。
相容れない主張の両党が連立を組んで国政に携わるのは今や何処の國でも常識の時代です。
是まで日本は自民党政権の遣り放題し放題に対し国民はどうにも手出しが出来ず手を
こまぬいて居ました。
処がやっと流れが変わり民主党政権に交代しました。
国民の期待を受け船出した民主党政権ではあったが、余りにも成果を急ぎすぎたのか過大な
約束を強引に実行しようとして突っ走り暴走してしまいました。
子供手当。高速道路全面無料化。農家戸別所得補償。高校授業料無料化等々ですが、
行き着く所は財源問題です。
此のバラマキ政策とさえ言える財源の捻出に苦労し、政策の一部修正や先送りで国民の期待を
裏切ってしまいました。
それにかてて加えて政治とカネの問題で自民党時代の体質と同じ事が起きて国民はガッカリ
しました。
責任を取らず逃げる処まで全く同じで、其れを追求すのが、つい今までやって来て今もやって居る
自民党と来ては国民もウンザリで、それが今回のみんなの党へ票が逃げた原因の一つではなかろうか?
また民主党政権は自民党政権が先送りした沖縄普天間基地問題を何とか解決しょうとして迷走
してしまい是が命取りになり鳩山政権が潰れました。
原因を作った自民党は涼しい顔で厳しく糾明すると言う何か割り切れないものがあった。
しかし民主党政権が交代したお陰で随分国民にとっては利益をもたらした面も多い。
そう世の中簡単に変わる筈がないが、少しやり過ぎの面はあるが、官僚王国にメスを入れて、
少しでも改善しようとして居る事です。
何とか経費のムダを省き、天下りの巣である公益法人等を表に引きずり出した事です。
何処かの無責任な官僚体制の壊滅を目指す政党よりは少なくとも正常ではある様です。
この参院選で菅首相は続投を表明したと言うが、何らかの責任は取らされるのではないか?
ひょつとすると、噂通りの選挙管理内閣で用済みで9月の民主党代表選出で次の顔が決まる
可能性が出てきた様で短命内閣の様相がうかがえるのではないでしょうか?
しかし民主党の政治主導も何処かに綻びが出てきて如何に官僚体制に手を加える事の難しさ
を痛感します。
其れと一番の敗因はタブーの消費税問題を敢えて争点にしようとした菅代表の読みの甘さが
挙げられます。
行き詰まる日本の財政状態誰かが口を切らねばならない消費税問題で、今すぐ上げるのでなく
討議をしましょうと言っただけでこの始末です。
消費税絶対反対と言えば国民から拍手喝采を受ける事間違いない共産党や社民党何やか
言っても「カネ」無くして何が出来ると言えるのですか?
このまま赤字国債を垂れ流し福祉にバラマイて日本の財政はどうなるのか考えた事があるのか?
我々庶民が口出しする事ではないかも知れませんが、これでまた日本の財政再建が遅れて、
日本が極めて危険な状態になりつつある事は間違いない事実でしょう。