日々好日

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菅・小沢対決離党要請拒否

2011-02-11 09:14:26 | Weblog
強制起訴が決まった小沢氏に対し党首として決断を迫られる菅代表は小沢氏を官邸に
呼んで会談を行いました。

是は予想されていて想定内の事だろうが当然小沢氏は離党要請を拒否し、国会招致に
ついても否定的姿勢を変えませんでした。

前回も菅代表の申し出を鼻先であしらいすっかり面目を潰された菅代表は今回もまた同じ
轍を踏んだ事になります。

小沢氏や鳩山氏にとっては民主党政権は自分たちが苦労して勝ち取ったと云う自負があり、
途中から参加し何もしなかった今の執行部の言いなりになるのは我慢が出来ないと言う
処でしょうか。

今の民主党政権にとっては小沢氏の問題は危険この上もない時限爆弾を抱えて居る様な
もので、是非取り除かねばならない先決事項です。

今回小沢氏に離党要請を拒否された党執行部は役員会で小沢氏に対する処分手続きを、
開始する模様です。

今後は小沢氏の政治活動を制限する「党員資格停止」の方向で検討され3月初め頃に
結論を出したい意向の様です。

ただ民主党の党内事情は、小沢氏に賛同する党員の数が党執行部支持する党員よりも多く
しかも、そうそうたる実力派が多いと云う事です。

是は下手をすると小沢氏支持派の分党民主党崩壊の危険性が多分にあって果たして、執行部
が其処まで決断出来るか今の処不透明です。

恐らく小沢氏支持派の働きかけで党員資格停止にまで行かない処で手をうつ可能性も
残されています。

何れにしても野党の特に自民党にとっては願ったり叶ったりの事で、今まで自民党が   
やって来た事は棚に上げ、国民に政治の浄化を訴え小沢氏糾明を迫ればいずれ民主党は
崩壊し政権はまた自民党に戻って来ると算盤を弾いて、追及の手を緩めません。

勿論国民としては小沢疑惑の真相は糾明して貰いたいが、こうまで露骨に政治に利用
されるともう「うんざりだ」と云う気持ちになります。

早くこの様な問題はスッパリ結論を出してもっと重要な事に集中して貰いたいものです。