日々好日

さて今日のニュースは

ムバラク政権崩壊する

2011-02-13 10:32:29 | Weblog
チュニジアの「ジヤスミン革命」に触発されて起きたエジプト民衆の抗議行動はエスカレートして
行き、留まる所を知らず遂に30年間独裁政治を行っていたムバラク政権が崩壊しました。

民衆からの激しい抗議デモもさる事ながら、今まで支えて貰った米国からも見放されてはムバラク
大統領も立つ瀬がありません。

ただムバラク大統領は日夜激しい抗議デモに関わらず、最初民衆の鎮圧にかかった警察を引き上げ
させて、国民に圧力を掛けない事で軍を全面に出し、国内争乱にさせなかった事は不幸中の幸いと
言わねばならない。

大統領は今後軍の最高首脳会議に国務遂行を指示して大統領職を辞任したと言う。
元々ムバラク大統領は軍人上がりですので、軍の信頼は厚かった模様です。

今までイスラム国で唯一イスラエルに理解を示し米政府と共に動いて居たエジプトが抜けて今後
中近東問題は益々混迷度を高めるのではないでしょうか?

民衆が独裁政治を倒し世界を変えたとエジプト民衆は勝ちどきの声を上げて居ます。
また米国オバマ大統領もムバラク大統領の辞任は歴史的と評価していますが、かっての僚友を
簡単に裏切ると言う一面も見せ、米国の国益重視の政策を界間見た感じがします。

今回此程まで民衆が盛り上がったのは、全くネットのお陰だとの声が高い。
インターネットの「twitter」や「face book」で互いに情報をやりとりして
ムバラク政権追及に最先端のITを利用し、民衆の力を結集させた事は驚くべき事です。

今後この手法は政権交代への民衆の方便として多用される可能性が出て参りました。
ネット恐るべしです。


危険レベルに入った菅内閣

2011-02-13 09:54:54 | Weblog
この処菅政権は予算関連法案成立に向け恥も外聞もうち捨てて野党懐柔に走って居る様に感じます。

共同通信が行った全国電話世論調査に依ると遂に菅内閣支持率は危険レベル20%を切ってしまい
19・9%までに下落したと報じて居ます。

是は大変な事です。

1マスコミの世論調査ではないかと、軽くみる向きも有るが今まで内閣支持率20%を割ってから
持続した内閣は皆無でいよいよ終期が来たかの感がします。

つい最近の鳩山内閣は19・1%で退陣しました。

ねじれ国会で予算案成立後実効される可能性の目途も立たない現在、党内では二派に別れ権力闘争
に明け暮れて居てはとてもじゃないが内閣は持ちません。

内閣不支持の理由は指導力がないが30・5%。経済政策に期待が持てないが27・4%と過半数
以上が菅首相に「ノー」の回答です。

消費税問題では賛成55・9%で、反対41・9%と拮抗して居て建前としてが判るがまずは自分の
生活の事で手一杯と言う庶民の偽らざる本音ではないか。

特に注目したいのは民主党支持率が22・7%から20・9%に下がったのは理解できるが是と
共に自民党も24・1%から23・7%に下がった事です。

是は政党不信の現れで全く、党利党略に走り国民のためになってない自民党不信と国民は見て居る
様です。

民主党も駄目だが、自民党はもっと駄目と言うのが大半の国民の本音とも思われます。

これから日本の政治はどうなるのでしょうか?