日々好日

さて今日のニュースは

渡部民主党最高顧問菅首相を見限るか?

2011-02-27 11:29:53 | Weblog
民主党の長老格の渡部民主党最高顧問がとうとう2011年度予算関連法案成立のためには
菅首相のクビを切るのも選択肢の一つと言い切りました。

先日国民新党の亀井氏が公明党や自民党の優秀な人材を結集した内閣改造を行い「救国内閣論」
をぶちまけました。

また党内からも小沢支持派は公然と菅首相の退陣を迫り、今や四面楚歌の状態です。

渡部氏は予算を通す事が、民主党の沽券とか菅首相のクビの事より最優先されるべきと言う趣旨の
発言を記者団に発表しました。

是は一見、国民優先の適切な発言にも取れますが、裏切り行為の何物でもない行為です。

現在、公明党も自民党もこの関連法案そのものに反対し今や法案撤去要求の状況で、目指すのは
政権奪取ですので、菅首相のクビ一つで法案が通る訳がありません。

まだ安住国対委員長の内容変更に応じますと言った方が救われます。

兎に角この菅内閣は行くところまで行かないと、ダメらしい。

此のオトシマエは国会議員全員でとって貰いますよ。

TPP地方説明会開催される

2011-02-27 10:07:45 | Weblog
管政権の目玉政策とも言える環太平洋連携協定TPP加入について政府主催の地方説明会が
「開国フォーラム」としてさいたま市で開催されました。

環太平洋連携協定TPP問題は、日本が6月を目途に結論を出したい意向ですが、世界の流れは
待った無しで協定加入の促進を促して居ます。

そもそもTPP協定とは、シンガポール。NZ。チリー等4ケ国が結んだ自由貿易協定です。
是に米国。豪州。ペルー等9ケ国が加入交渉国となって環太平洋圏の経済・労働力等を連携して
行こうとなりました。

このTPP協定加入に日本・韓国等が検討国として名をあげました。

日本は農業分野の関税問題で大きな問題を抱え、工業輸出分野の足を引っ張って居ると言われて
居ますが、國の根幹をなす農業の崩壊を見過ごす訳には不可ないと言う国民の強い支持で今や
ジレンマに陥って居ます。

経済産業省の試算では、もしTPPに加入したら、日本のGDPの2・4%から3・2%押し上げ
巨額な額になると算盤を弾いて居ます。

処が是に反し農水省はTPP加入で11兆6000億円の損失と340万人の雇用が消失すると
試算し発表しました。

政府はTPP加入を「平成の開国」と捉え今を逃したら日本は世界から孤立すると強調して居る。

このTPPに加入する事は、単に工業製品の輸出拡大とか、農業生産物が大量に入って来る事
ばかりでなく、外国の文化や労働力が自由化される事でもあります。

TPP加入には多くのメリットとデメリットを抱えて居ます。

今回の「さいたま市開国フォーラム」は全国9ケ所で開催される政府の第1回地方説明会です。

副都心型のさいたま市ではTPP加入に伴う外国人の単純労働者流入が大きな問題として取り上げ
られた。

安価な外国人労働者に国内雇用が奪われると言う危機感が安易な外国労働者受け入れ反対論と
なった。

是に対して政府は全くの誤解で各国の関心はビジネスの往来の自由で労働者の受け入れ問題とは
別問題と力説して居るがこれは苦しい弁解の様に聞こえてなりません。

既に大手企業は日本人雇用より能力のある外国人雇用に大きく梶を切って居ます。
益々日本の雇用問題は悪化して行くのではと懸念されます。

玄葉戦略大臣は経済提携の必要性を訴え地元経済界や農業関係者とパネル討議を行いました。

今後農業王国等でもこの地方説明会は開催され、農業に於ける問題点も浮き彫りにされて来る
と思います。

一応TPP地方説明会となって居るが、政府がTPP加入への世論作りみたいな性格が、見え見えの
開国フォーラムさて上手く行くのやら・・・


開国フォーラム九州地区は3月21日福岡で開催される予定で参加申し込みを募集中との事です。