人工多能性幹細胞と云われるIPS細胞を京大の山中教授が発表し世界を驚かせた。
今回は女性でかっぽう着姿の小保方理研研究員がSTAP細胞の研究結果を発表し
またまた世界的反響を呼んだ。
IPS細胞は多くの遺伝子からIPS細胞を作るのに対し、今回のSTAP細胞は血液を
取りだして弱酸性につけて生き物が本来持って居る再生能力でSTAP細胞を作る
と云う画期的研究です。
開発のヒントは蜥蜴の尻尾等が切られても自然と再生される事やシャボテン等が
挿し芽で増殖する事等の着目し、本来生物が持っている再生能力を弱酸性の薬
等で刺激し惹起させる事に成功した。
そこで刺激惹起性多機能幹細胞と云う意味でSTAP細胞とな名付けた。
遺伝子からIPS細胞になる確率は1%で期間は2~3週間を要します。
此に対し細胞の刺激でSTAP細胞になる確率は7~9%で期間も2~7日と画期的
に短い。
現在は生まれたてのマウスの血液からSTAP細胞再生に成功した段階で、まだ
海のものとも山のものとも云えない状況ですが、画期的研究に間違いない。
ただ世界は此を素直に喜ばない連中が多いらしく小保方研究員がハーバード大学
でその道の権威者バカンティー教授の助言を求めた事で共同開発と言い出す人も
あるとか。
しかし再生機能の着目しSTAP細胞開発に成功したのは全く小保方研究員の努力
の賜に違いありません。
今後遺伝子から作るIPS細胞と違い遺伝子を操作しないのでガン化の恐れがなく
安全な細胞が作れる可能性が出てきましたね。
因みにこのSTAP細胞が人間の大人の血液から出来る様になるとその人の皮膚・
肺・心臓に筋肉細胞の再生が可能となり飛躍的医療の発展も夢でなくなりそうです。
いまやSF小説の世界で宇宙人が損傷した自分の身体を再生する話しも現実味が
帯びて来た事になるのでは・・・