日々好日

さて今日のニュースは

東シナ海で中国・ロシア軍事演習

2014-02-25 09:02:12 | Weblog

ロシア海軍と中国海軍は北京で会談し今年5月末から6月初めにかけて東シナ海北部
の空・海域で合同軍事演習を実施する事に合意したとか。

此は明らかに中国が領有権を主張する沖縄尖閣諸島を念頭にロシアまで引きこんでの
示威運動と見られます。

勿論現在行われて居る米韓合同演習も意識しての中・ロ合同軍事演習と思われます。

現在日本で呼ぶ東シナ海はシナと言う貶める言葉として非難されて居るらしいが、東シナ
海は中国の湾岸部が接する黄海の入り口に位置し東に日本、南に台湾と接する宏大な
海域がそう呼ばれて居ます。

正式には「EAST CHINAR SEA」東中国海と呼ぶべきでしょうか?
因みに沖縄琉球諸島より外側の太平洋は「Philippine Sea」と呼ばれて居ます。

発表からすると上海と韓国巨済島沖の海域と思われますが場合によっては沖縄近海
大陸棚すれすれまで挑発して来る危険性があります。

軍事演習は過去世界中で、相手国の挑戦に乗って戦争になった例が数多くあります。

一番恐ろしいのは偶発的接触です。

今回はロシアも日本を意識し中国と行動を共にする様で呉々も軽挙盲動の無いように
お願いしたいですね。

売られた喧嘩は買う等の乱暴な考えは持たない事です。


自治体公共事業発注は複数年度契約で複数事業一括へ変更か?

2014-02-25 07:32:59 | Weblog

国交省は今回地方自治体の公共事業発注に際し新しい方法を採用する事とした模様。

現在地方自治体の公共事業発注方式は会計法・地方自治法で一般競争入札で入札
価格が最も安い業者を選び単年度契約するのが原則です。
ただ技術レベルの低い業者参入防止のため、業者の技術力を考慮する総合評価方式
導入も進んで居る。

現在の発注方式では、激しい価格競争で経営が悪化する業者も増え、人出不足等の
理由で受注業者が決まらず入札不調となるケースが多くなった。

此では地域活性化は勿論雇用の掘り起こしも困難と判断し発注方式を変更する事と
したとの事です。

新しい方式は此までの単年度契約を、複数年度契約に改める。
今まで補修・点検等事業毎発注して居たのを複数事業を一括して発注する。

地方自治体の頭の痛いインフラ施設の点検・補修事業等を一括して多年度に亘り
発注が可能となりますね。

このため2014年度に10程度の自治体を公募しモデル事業を実施する意向。

国交省は業者が充分利益を確保し地域雇用増加・人材育成に繋ぎたいとして居る。
高度な技術を要する大規模ダムの様な建設工事では技術力を審査し業者選定し
交渉で価格を決める方式を試行するとか。

ただ懸念されるのは多年度に亘り、事業の一括契約ともなれば大きな事業者の
独占契約となり中小業者はそのおこぼれを貰うと言う事になりかねない事。

癒着が云々される源となりはしないか?
少し心配ですね。

地方公共事業には自治体の財源内で行う単独事業と、國の補助金を貰い行う
補助事業がありますが、今回はその事とは関係ないのでしょう。

なお此は試行段階ですので自民党は自治体に多様な発注方式の採用を促す規程
を盛り込んだ「公共工事品質確保促進改正案」を今国会に提出する意向との事。