日々好日

さて今日のニュースは

エネ基本計画・原発は重要なベースロード電源と位置ずけ

2014-02-26 08:47:14 | Weblog

政府は関係閣僚会議を開き新たなエネルギィー基本計画政府案を決定した。

この政府案は昨年末経産省審議会素案で作成された政府案を更に現実的に
具体化したもので下記の通り要約出来ます。

原発は重要なベースロード電源と位置づける。
原子力規制委員会が規制基準に適合と認めたものは再稼動を進める。
原発依存度を可能な限り低減する方針で、原発確保の規模を見極める。
再生可能エネルギィー3年程度導入加速に積極的推進を図る。
福島の再生可能エネルギィー産業拠点化を目指す。
もんじゅは徹底的改革で研究成果取り纏めを目指す。
高効率火力発電・原子力発電・再生可能エネ等の国際展開を推進する。

安倍政権は成長戦略の中で原発を重要な位置と判断しベースロード電源とした。
ただ此までの基盤と言う文字は抹消。
規制委員会が安全性を保証した原発は再稼動をする。
原発依存度の低減を考慮しながら原発の稼働を行う。
再生可能エネ導入は積極的に推進する。
福島を再生可能エネ産業化の拠点にする。
高速増殖原子炉もんじゅについては将来実用化に向け研究続行する。
核燃料サイクル政策の推進も合わせて明記された事となる。

これに依り自民党は資源・エネ戦略調査会と関係部会を立ち上げ政府案を検討。
公明党は来月そうそうワ-キングを設け政府案を検討。

政府は与党との協議を経て3月中に閣議決定を目指す意向との事です。


日本版海兵隊の駐屯地は佐世保SSK所有地か?

2014-02-26 07:55:48 | Weblog

 

沖縄尖閣諸島等離島防衛強化のため、設置が決まった日本版海兵隊と言われる
「水陸機動団」は、陸上自衛隊佐世保相浦の西部方面普通科連隊を中核に編成
される事が決まって居ます。

先般も書いた様に水陸機動団の隊員が選抜され一部は米国カルフオニアの米軍
海兵隊基地で訓練を受けて居る模様。

防衛省は2014年度予算案で水陸両用車2両の購入費17億円を計上して居ます。
また14~18年度中期防衛力整備計画では計52両導入意向との事。

政府は昨年末策定した防衛大綱で、水陸機動団18年度まで編成完了を打ち出した。

機動団は三つの連隊で編成し各連隊は700名程度。
別に水陸両用部隊を設ける。

最大規模3000名を想定する。

さてその本拠地となる新しい駐屯地選びです。

候補地としてSSK所有地が挙げられ防衛省はSSkに伝え同社も前向きに検討を約束
した模様。

候補地は陸上自衛隊相浦駐屯地に近く、米海軍のエアクッション型揚陸艇駐機場に隣接
すると言う上陸作戦訓練に最適地となっています。

面積13・4ヘクタールと言う広さです。

どの位の広さかと言えば1ヘクタールは縦横100メートルで1万平方メートルで約3千坪。
約13万平方メートルで4万坪と言えば想像できますか?

これで本拠地も決まるといよいよ日本版海兵隊が動き出す事になるが、現在の陸自・海自
空自の縦割り機構で何処まで稼働するかが懸念材料ですね。

現在主力の第1連隊は陸自の相浦駐屯地と海自の佐世保基地・空自の新田原基地に
配備する模様です。

なお現地部隊となる第2連隊・第3連隊の配備先は、不明ですがいずれ尖閣諸島周辺を
念頭に選定されるのではないかと推測されますね。