日々好日

さて今日のニュースは

大雪被害から学ぶものは?

2014-02-23 14:06:15 | Weblog

先日14日から関東甲信越・東北・北海道方面を襲った大雪は大変な被害を及ぼした。

道路には立ち往生した車が数珠繋ぎに連なり、除雪は出来ず何日も足止めを喰らう羽目
になりました。

立ち往生の車は一般道路でも高速道路でも百単位の車であったとの事です。

又予想外の積雪は道路を完全に遮断して孤立する集落がアチコチに出て何千世帯もが
何日も孤立状態となった。

都心でも物流が留まりスーパー等には品物が消えてしまいました。

又思わぬ大雪で農産物の被害は甚大でした。

あれから10日程経って除雪も進み元の状態に戻ったと言われて居るがまだ孤立して居る
集落が幾らかあるやに聞く。

今回の大雪被害は実に多くの問題を投げかけて居ます。

まず想定外の大雪が短時間に集中して襲いかかったと言うのが今回の関係者の言い訳です。
では高速等で何故早く通行止めを実施しなかったと言う問いが出てきます。

国交省は出来るだけ通行止めはしないと言う方針から、緊急事態が起きる可能性があれば
早め通行止めを行う事を通達して居るが現場に周知徹底してなかった様だ。

トラックの運転手達が一般道路が積雪で通れなくなると云う事で高速に詰めかけどんどん
高速に乗せたため車が邪魔で除雪が出来ない除雪が出来ないので車の渋滞が続くと云った
悪循環が出来てしまった。

これは結果論ですが早く通行止めをして除雪を行えばこの様な事態にならなかっただろうと
云われています。

こういった場合早めに判断して一斉に通行止め処置ができる様にならないものか?

また一般道路でも一時的に広い駐車場等に車は避難し道路の除雪を待つと云う方法をとれば
もっとうまく行ったのではと云われています。
通行止めになれば自然とそう云った方法をとるのでは・・・

また邪魔な放置自動車を勝手に動かせないと云う問題がある。
放置自動車は個人の財産なのでたとえ道路通行の妨害になっても勝手に動かせんます。
今回は大雪でしたが地震やいろんな災害の場合必ず起きて来る問題です。
このような緊急事態の場合放置自動車をどうするか法律で決めて置く必要があるのでは?

 今回の様な道路渋滞による物流が止まる事は何も大雪だけに限らず地震・災害で起こる事
ですね。

そういった場合なるだけ被害が少なくてすむ方法を日ごろから用意しておくべきでしょう。

今回の様な事態はかなり早い段階で予測されたとも云われが国・県・市町村と縦割り行政
の弊害で対策が遅れたのではいわれる。

今後災害が起きた場合この様な轍を踏まない様にしてほしいですね。


島根県条例竹島の日祭典行われる

2014-02-23 08:14:32 | Weblog

昨日島根県は県条例に定めている「竹島の日」の祭典を昨年に続き内閣府亀岡政務官
を喚んで行いました。

亀岡政務官は、式辞の中で「竹島問題は我が国の主権に関わる重要な問題」と述べて
重要性を強調しました。

此に対して韓国政府は「飛んでもない事だ、日本政府は過去の歴史を否定し書き換えよう
とする歴史修正主義を歩んで居る。日本指導層が歴史を否定するなら韓国政府は国際
社会と連携を取って歴史修正主義を止めて見せる」と強固に反対意見を公表した。

そもそも此の竹島は日本の領土とされ島根県隠岐の島町に属し、隠岐の島から北西
157キロ沖にある火山島で西島・東島に大きく分かれて居る。・

近くに韓国から115キロ離れた鬱陵島があって其処から92キロ離れた所に竹島がある。
面積0・2平方キロと言う、日比谷公園程の広さですが此が國境として大変重要な意味を
持つようになりました。

昔は鬱陵島が竹島と呼ばれ、今の竹島は松島と呼ばれて居たとか。
此は1779年の長久保赤水と言う人が作成した日本地図にそう記入されて居るとか。

それからフランスの航海士等が1779年鬱陵島を発見しダジュレー島と名付けたらしい。

その後1880年日本の漁師が当時無人島だった鬱陵島と竹島の開発を願い出た。

何故かこの時明治政府は竹島だけを島根県に入れ竹島を拠点とする漁業権を認可した。

日本領として世界的にも認知されて居たが今次大戦で日本は敗戦国となり、小笠原や
奄美・沖縄等と同様竹島もGHQが日本統治権から外しました。

これで小笠原・奄美・沖縄は米国統治となり、日本の統治から外された竹島は当時の
李承晩韓国大統領が一方的に「李ライン」を宣言その中に含めてしまいました。

それから韓国は竹島は自分の領土と主張し独島と名付けました。

当時敗戦国の日本は何も言えませんでした。

やがてサンフランシスコ講和条約締結となり今次大戦は終了しました。
その際ハッキリ朝鮮に巨済島・鬱陵島の返還は認めましたが歴史的にみて竹島は日本領
と連合国側は認め、韓国の要求を蹴った経緯があるそうです。

やがて世界も変わり日本も米国からまず奄美・小笠原・沖縄と返還が続いたがロシアに
取られた北方領土と竹島は仲々却って来ません。

其ればかりか韓国は元々韓国の領土と主張し要塞を築き軍隊を常駐させて竹島の実効
支配を強めて居ます。

日本は不法占拠と抗議しても受け付けず逆に歴史を捏造する歴史修正主義とやり返し
ます。
日本に言わせればどちらが歴史修正主義なのかと言い返したくなる。

日本には其れを強く言えない弱みがあるので、韓国に取っては絶好の攻撃ポイントです。

又北方領土問題でも、ロシアは今次大戦の戦利品と北方領土を位置ずけ恒久的施設を作り
実効支配を強めて居ます。

何れにしても負けてしまえば理屈もヘッタクレも通らないのが世の常。

世界状況も将にその通りです。

日本としてはくじけず根気強くその正当性を主張し続けて行くより手は無いようですね。