日々好日

さて今日のニュースは

原発稼働に向け始動か?浜岡原発審査申請・川内原発再稼動は9月?

2014-02-15 08:36:06 | Weblog

原発再稼動については国論を二分割の感があるが、今回の東京都知事選で原発再稼動も
やむなしのお墨付きを貰ったものと政府は一応に再稼動に向けて動き出した様だ。

現在原発再稼動に向けて原子力規制委員会に安全審査を提出して居る電力会社は
7社で10原子炉の再稼動の審査を出して居ます。

この内九州電力川内原発は、田中原子力規制委員長から安全審査終了が4月以降になる
と云う内意を貰ったと明らかにしました。

恐らく同時期に申請した四国伊方3号機。関電高浜3・4号機。大飯3・4号機。北海道泊
1・2・3三号機等が時を置かず安全審査終了となるのでしょうか?

なお川内原発は1・2号機と少し時期をずらし3・4号機の安全審査を出して居ます。
此全てが安全審査終了となるのか?

此を受け鹿児島知事は4~5月住民説明会開催6月議会対応と万全の体制で望むとの事。

ただ地元説明には公聴会やパブリックコメント実施などのスケジュールが義務つけられて
居て、さらには政府の承認を必要とするのでそう簡単には不可ない様だ。

夏期最盛期に間に合わせたいが、遅くとも今年の9月には再稼動に漕ぎつけたい意向との事。

なお関西電の大飯原発の断層は活断層でないと原子力規制委員会が断定した様ですが
これも何となく臭い気がしないでも無いですね。

後申請された九電玄海3・4号機。東電柏崎刈羽6・7号機。中国島根2号機。東北女川
2号機の安全審査終了は何時になるのか?

此とは別に中部電力の浜岡原発4号機も15年度来年稼働を目指して安全審査をした。
この原子炉には少し問題があって申請受付時指摘され遅れた経緯があります。

なおこの浜岡原発再稼動には地元自治体も慎重姿勢で中部電力の勇み足の感は免れ
ない様ですね。

何れにしても原発再稼動無くしては日本の電力事情が好転しないとする電力会社や
経済界。
電気より命が大切とする理想主義に徹する脱原発派。

まだまだこの鬩ぎ合いは続きそうですね。


新子育て支援制度開始前に財源不足判明保育士増先送り?

2014-02-15 07:06:00 | Weblog

来年度から本格的実施となる「新子育て支援制度」につき「子供・子育て会議」の基準検討部会
で早くも財源不足が判明し、新子育て支援制度実施に黄信号が灯った。

そもそもこの新子育て支援制度は、平成24年「子育て関連3法案」が可決・成立し27年度から
本格実施される予定のものでした。

「新子育て支援制度」の趣旨は下記の通りです。

地域で生き生き子育ての出来る様な環境にする事。
待機児童の解消。
子供が減って行く地域の保育・子育て支援を行う。
幼児一人一人が質の高い幼児教育を受けられる仕組みにする。

そのため保育所・認定こども園の数を増やす「量的拡充」
保育士等の給与改善・職員配置を充実させる「質の改善」

求められ必要財源は。1兆円程度と見込んだか、消費税増税外に4000億円程財源の目途
が立たず、此では肝心の保育士増は先送りしなければならない可能性が出て来た模様。

新子育て制度が本格実施される27年度には新たに1兆1千億円の財源が必要とされたが
この内7千億円について消費税増税分を充てる事にしても、後の4千億円の財源の目途が
立たないと云う事です。

今回の検討部会で弾いたソロバンは、「量的拡充」で4270億円。
「質的改善」で6870億円と見込んだ。

この「質の改善」では職員一人当たり担当する幼児数を減らすため職員増に1960億円が
又深刻な保育士解消のため給与改善に最大950億円が必要と弾いた。

どうやら財源に目途が立たないとどうやらこの辺りが先送りされる公算が大となりそうです。

政府は新制度にあわせて29年度までの5年間で40万人分の保育受け皿確保の「待機
児童解消加速化プラン」をこの新制度が成立公布された24年に発表しています。

今更金が不足するので先送りしますは余りにも無責任過ぎないか?