日々好日

さて今日のニュースは

法人税実効税率20%台まで引き下げは来年から5年間内か

2014-07-11 10:32:30 | Weblog

安倍政権は、国際競争に勝つためには現在35・64%の法人税実効税率を、20%台
まで引き下げる事が不可避な事とし来年から数年間の内に実施する事を骨太方針に
盛り込むました。

差しあたり来年から数年間に10%引き下げて25・64%まで持って行きたい意向です。
将来的にはアジアで一番法人税実効税率が低いシンガポールの20%を目指したいと
しています。

ただ法人税実効税率を10%引き下げると4700億円の減収になるそうで財務省等は
難色を示しています。
また公明党も法人税実効税率引き下げには消極的で腰が重い。

しかし経産省や甘利担当大臣は何とか法人税実効率引き下げに懸命です。

今回自民党税制調査会で野田政調会長が来年から数年間とあるは具体的に5年以内
を差すと言う事を発言したそうです。

本当に5年以内に法人税実効税率は20%台に引き下げられるのだろうか?
現在のアベノミクス効果で何処まで持ち堪えられるか?

この法人税実効税率引き下げに見合う財源は見つかるか?

景気振興策と合わせて財源確保と同時進行で行わねばならない、大変難しい選択を
選らんだのだから今後益々厳しくなりそうですね。


文化審今度は威信を賭け長崎教会群世界遺産候補選出

2014-07-11 06:52:49 | Weblog

昨年は世界文遺産候補として長崎教会群が日本政府推薦有力候補でほぼ間違いないだろうと
言う予想に反して、突然内閣府が横槍を入れて来ました。

是までは、世界遺産登録の推薦は文科省文化審議会の言う儘に政府推薦を決めて居ましたが、
昨年経済優先の安倍政権になってからどうやら形勢がおかしくなった。

政府は日本経済成長の礎となった明治の日本産業革命遺産を世界遺産に登録して貰ったが
得策を判断し2015年度政府推薦を「九州山口近代化産業遺産群」に決定しました。

いわば是は官が政治に負けた格好になりました。


それだけに文科省文化審の威信の賭けても2016年の世界文化遺産登録への政府推薦を
勝ち取りたい処です。

國の文化審議会は「世界文化遺産特別委員会」を開き「長崎教会群キリスト教関連遺産」
を2016年ユネスコ世界遺産候補に推薦を決定しました。

政府は今度はどうやら是に反対する事無く関係省庁と連絡会議を開き推薦正式決定する事
とした様です。

昨年世界遺産登録の政府推薦になった九州山口近代化産業遺産群は、長崎・佐賀・福岡・
熊本・鹿児島・山口・静岡・岩手の8県9エリアの30文化資産構成と広範囲で沢山の資産
構成でした。

是に対し今回文化審が選出した長崎教会群はキリシタン関連の城趾・集落・教会群等長崎
熊本の13文化資産構成となって居ます。

 キリシタン伝来関連の城趾・禁教下での継承・解禁後信仰の回復を検証をする4世紀に亘る
文化資産となります。

今後は今年9月までに暫定版、来年2月1日までに正式版の推薦書をユネスコに提出する。
ユネスコ諮問機関イコモスが来年夏頃現地調査。
イコモスは16年春頃に登録の可否をユネスコに勧告します。
16年夏頃ユネスコは登録を判断する。

果たしてこのスケジュール通り世界遺産登録が進んで行くか今の処何とも云えませんね。