日々好日

さて今日のニュースは

我が国純国産哨戒機P1今やボーイング社P8哨戒機と一騎打ちか?

2014-07-20 08:18:24 | Weblog

今年の1月に純国産の次期海上自衛隊哨戒機P1が厚木基地に配備された事を取り上げた
ブログを書きました。

是までのプロペラ式で米軍のライセンスで制作していたP3Cに代わり、我が国で開発した
ジエツトエンジンの哨戒機P1は高度・速度ともP3Cに較べて3倍の性能を持ち、将来は
70機導入し八戸基地・那覇基地等に配備する予定と紹介しました。

今回英国ファンボローで開催された世界最大の航空展示会の国際航空ショーで我が国
純国産のP1哨戒機が注目を引いて居るとか。

我が国は是までの武器輸出三原則を防衛装備移転三原則に改め一定条件で武器輸出
の規制が解かれました。

是を受けてフランスで開催される世界最大の武器見本市ユーロサトリにも初参加した。
今回の我が国の哨戒機P1はボイーイング社製のP8哨戒機と対等に渡り合える優れもの
と言う事らしい。

P1哨戒機は川崎重工が中心に防衛省と開発したタボー式4発最新型哨戒機です。

開発費用250億円と言われ艦艇監視と潜水艦探知機能に優れ、光ファイバーを使った
操縦系統システムと言う新しい方法を導入しているのが特徴だそうです。
P1から海中に投入されたソ-フィーと呼ばれる音響探知機ブイはセンサーで僅かな
周波音でもキャッチして海中の雑音から音響信号を聞き分ける事が出来るとの事。
これで幾ら水中深く潜っている潜水艦も探知できるとの事。

尾翼・主翼はフジ重工業。動体等は三菱重工業。水平尾翼は川崎重工業。脚部は
住友精密工業。レーダーは東芝。音響装置はNEC。逆探知機は三菱電機

等我が国の防衛産業関連企業が共同で作り上げた純国産の哨戒機です。

このP1哨戒機1機当たりの価格は200億円で海上自衛隊は今後5年回で23機を
導入予定との事だそうです。


親の育児放棄等児童受難の時代となるか

2014-07-20 06:29:34 | Weblog

時代の流れは育児より自分の生活維持で精一杯となり親の育児放棄や路上置き去り等が
頻発しています。

今年の5月神奈川県厚木市のアパートで父親に遺棄され恐らく餓死し白骨化した男児遺体
が発見され大きな社会問題となりましたね。

今回西日本新聞が子供置き去りや親の育児放棄について特集を組んでいます。

親の育児放棄等で自宅・路上に放棄された18歳未満の児童が2011年度から昨年度まで
3年間に24都道府県で395名居た事が共同通信の全国調査で判明したとの事。

調査は児童相談所を所管する全都道府県・20政令指定都市・2中核市を中心にして行われ
その内24都道府県で事実が確認された。

集計では11年度が121人。12年度が169人。13年度は105名だそうです。
都道府県別では大阪が一番多く113名。東京90名。埼玉40名。

内容は実に悲惨で両親が朝から夕方までパチンコに出掛け段ボールに入れられた生後9ケ月
の男の児が死亡、親の身勝手さが招いた惨事。
埼玉県では昨年8月エアコンのない部屋に18時間放置され熱中症で1歳8ケ月の女児死亡。
群馬県ではフィリッピン国籍の母親がアパートに3歳の女児を置き去りにして帰国女児は餓死。

親が夜仕事に出たため自宅に置き去りにされた乳幼児。
保育所・児童擁護施設でさえ目が届かず放置されたケースもあるとか。

この様な事態になったのは、プライバシー問題や互助精神が希薄になった事。
社会が子供を育てる気風のすたれ、皆自分の事で、手一杯になった事。
等々が大きな要因とも思われます。

昔は子供は国の宝として皆で育てたと言われるが、今は子供は親の手足纏いと邪魔扱い。

是では親の育児放棄は益々増えますね。

この調査も氷山の一角で実態はこんなものではないと言うのが一般の通説みたいですね。