投資信託協会が運用されて居る投資資産純資産総額が6月末時点で83兆5640億円に
達したと発表しました。
是は2007年以来の7年振りの最高額更新となり此処でもアベノミクス効果の恩恵が出て
居る様ですね。
83兆円と言えば1年間の国家予算に相当する額で、これだけの純資産が運用されて居る
と言う事ですね。
預金の低金利や株価への期待で貯蓄より投資を選択する動きが強まった事でもある。
同時に少額投資非課税制度の拡充は是を後押しした格好です。
今年1月導入された少額投資非課税制度の投資額は、既に1兆円を突破して居るとか。
この少額投資非課税制度は年100万円までの株式投資等の配当・売却益に掛かる
税金を5年間ゼロにする制度です。
是は2023年までの時限措置として導入されてます。
菅官房長官は記者会見で株式等の少額投資非課税制度の拡充で非課税枠を現行の
年100万円から倍増する方向を示唆し、政府は非課税枠を年240万円にすると言う
具体的案も検討されて居るらしい。
出来れば政府は2016年実施の意向で5年間非課税期間延長も検討するとか。
政府は味をしめて投資金額の引き上げと、期間延長を狙ったものと思われます。
兎に角政府は1600兆円と言う個人金融資産を何とか成長戦略に有効に利用出来ない
かと腐心して居る様ですね。