2年に1回米国海軍主催で行われる環太平洋合同演習が今年もハワイ沖で23の参加国で
将兵2万5千人・40隻の艦艇・6隻の潜水艦・数百の航空機が参加して開催されて居ます。
今回は初めて中国海軍が初参加した。
我が国は1980年から参加しています。
今回は巨大護衛艦「きりしま」・ヘリ搭載護衛艦「いせ」・P3C哨戒機3機自衛隊員740名が
参加しています。
是に対して中国は駆逐艦「海口」・新鋭フリゲート艦「丘陽」・ミサイル駆逐艦「中華神楯」
大型補給艦「千鳥湖」・病院船「和平方舟」等参加しています。
特に中国海軍特殊作戦分隊が目を惹いたとの事。
それは良いのですが、問題は中国が通告無しで情報収集艦を派遣し各国の通信傍受とか
各国の艦船の性能等の情報収集活動をして居た事が暴露され問題になって居ます。
別に米国領海に入った訳ではなく演習を妨害した訳ではないが、国際儀礼上は考えられない
事で米国側は相当頭に来て居る様です。
自分も参加して居る合同演習でこれ幸いと各国の情報収集を遣ると言う心理が理解出来ませんね。
幾ら大国と威張って居ても是では世界から爪弾きされますね。
因みにこのリムパックの一環として我が国が各国に呼びかけて行った共同訓練に対して中国
は参加を拒否したそうです。
中国は世界覇権を狙って米国には負けたくないと一生懸命に踏ん張って居るのでしょうが、
是では各国から嫌われますね。
東アジアでは日本を初めベトナム・フィリピン・インドネシアで領有権等で揉めて居ます。
中国と仲良くして居るのは韓国ぐらいですかね。
今回のリムパックに中国を招待した事で米国は大変後悔し、いっその事台湾を参加させるべき
だったとの声も挙がったそうです。