日々好日

さて今日のニュースは

安全保障法で自衛隊活動拡大に向けて他国軍支援可能の恒久法設定か?

2015-01-11 07:54:03 | Weblog

政府は春の国会に、国際紛争で多国籍軍支援可能な自衛隊活動を目指す包括的恒久法を設定し提出
する方針を決めた模様。

今までの我が国の安全保障法制は、朝鮮半島有事で米軍支援を想定した周辺事態法で対処して居た。
今後は是を廃止し、国際紛争で米軍以外の多国軍支援も可能にする包括的恒久法を制定するとした。

先に閣議決定した集団的自衛権行使の具体的行使を定めたものとなりそうです。

ここでは集団的自衛権が行使出来る状況を「存立的危機事態」(仮称)と定義する。
と同時に武力攻撃事態法改正案にその旨を盛り込む。

戦争に巻き込まれる事を前提に集団的自衛権の行使をいよいよ行う事を決意したとも取れますね。

この恒久法は日本の安全や国際社会の安定のため活動する他国軍も支援するとしています。

判り易く言えばもし朝鮮半島で有事が起きた場合今までは米国軍だけ支援すれば良かったが、今後は
行動を共にする豪州軍や英国軍の支援も行う事が出来る様にする。

当然といえば当然ですが、これが今までの法律ではそれが出来なかった。

是までの周辺事態法の日米防衛協力指針所謂ガイドラインでは
朝鮮半島で有事が起きたら、米軍に対する兵員・物品輸送等の後方地域支援を行う。
米兵等を救助する後方地域捜索救助活動を行う。
地方自治体や民間への協力依頼等が規定されています。

それで今回はこの周辺事態法を廃止し、「我が国の存立が脅かされ国民の生命・自由・幸福追及する
権利が根底から覆えされる危険が有る場合で「武力行使の3要件」を満たせば、米軍だけでなく他国軍
に対しても支援出来る様にしようと言う事。

春の国会で審議して成立を目指す事となる。

国際的安全保障の仲間入りが出来る反面、益々戦争に巻き込まれる危険性は高くなったとも言えます。


フランス週刊誌銃撃事件の凄惨な終末・3日間で17名犠牲各国は

2015-01-11 06:32:53 | Weblog

今年に入り9日イスラム教予言者の名誉を汚したとしテロ集団イスラム国関連の戦士3人が
予言者の風刺画を書いたとされる週刊誌の新聞社に自動小銃を持って襲撃し12人犠牲と
なった。

容疑者はムハンマドの仇を取ったと叫んでいますが、欧米諸国は一斉に報道の自由を言い
立てて居ます。

犯行の容疑者アルゼリア系フランス人兄弟は逃亡、ガソリンスタンドで強盗をしたりして逃げ
回りパリ郊外の工場に人質を取って立て籠もった。

フランス当局は面目を掛けて強攻策を取った。
銃撃戦の末容疑者兄弟は射殺され、覚悟の殉教で幕をとじた。

これと関連しパリ郊外で交通事故で駆けつけた婦人警官を射殺して逃げたイスラム国関連の
戦士も追い詰められて射殺されました。

この容疑者は篭城中複数の仲間に電話でパリ周辺の警察署等襲撃する同時テロを起こす様に
頼んで居た事も判明した。

此の2~3日パリは、まるで戦場の様だったらしい。

凶悪なテロ集団イスラム国に引きまわされた2~3日であった。
このテロによる犠牲者は17名も出てしまった。

フランスや世界に与えた影響は大きい。

フランスに於ける移民問題やイスラム圏に対する各国民の考え方の悪化が懸念される。
しかしフランス在住のイスラム系住民が全てこの様に凶悪かと言えば大半はそうではないと
言われて居る。

確かにフランスに於ける彼等の立場は不満が一杯な面もあるが、大半はフランスのために
と思う人が多いと聞く。

そう言ったイスラム系の住民の立場は益々苦しくなって、また同じ様な事件を呼ぶ可能性も
否定出来ません。

國のための移民が引き起こす一つのリスクで日本でも今後移民問題が詮議されれば起こる
事態でもあります。

今回のテロに対して各国は一応に驚き自国への波及を警戒しています。

過激派イスラム国は今や世界の嫌われ者となった。

ただイスラム国は日本に対しては欧米に対する考え方と違ったものを持って居ると言われますが
欧米と歩調をとるとし、日本人の犠牲者は後を絶ちませんね。

迂闊に動く事は出来ません。

盗人も三文の理と言う諺がありますね。