内閣府は2014年4月消費税8%引き上げに伴うGDPとの関連を発表しました。
まず消費税増税で個人消費が1兆円程減少したと推計し、これが、GDPの0・2%減としました。
駆け込み需要に関しては自動車・家電製品・日用品等の個人消費が2兆5千億円から3兆3千億円
の反動減があり、前回消費税増税の反動2兆円を上まわったとしました。
今回はそれだけ駆け込み需要の反動がひどかった事になります。
これをGDPで換算すると0・5~0・6%相当の影響があったと推計。
住宅では消費税増税の反動は、1兆円から1兆6千億円と見、GDPの0・2~0・3%に当たると推計。
これらの駆け込み需要の反動・物価上昇に追いつかない賃上げ・低所得者や子育て世帯の節約志向の
高まりで、14年度実質GDP成長率は前年度比でマイナス0・5と見込んでいるとか。
昨年の消費税8%引き上げで、是だけ影響があるとは政府も想定外であったのではないか?
財政健全化を優先するか、経済再生を優先するかは大変難しい事態になっています。
下手をするとアブハチ取らずと言う事態も考えられますね。
一応政府は今年の消費税再引き上げを先延ばし、して経済再生優先を打ち出して居ますが・・・。