安倍政権は、成長戦略の鍵をにぎるのは女性の戦力だと持ち上げ女性活躍推進法案を
国会上程しました、すこぶる人気が悪く審議未了で国会解散となりました。
この女性活躍推進法案は各機関とも益々女性幹部登用を促し、國・自治体とも女性登用
の独自の数値目標を設定して定期的に内閣府に報告する事を義務つけた法案です。
日本は諸外国に較べて女性幹部登用が少ないとされ、外国並みに女性を幹部に登用
しないと世界の物笑いになると恐れて居る様です。
欧米やアフリカ・アジアでも女性首相や大統領が選出される時代です。
安倍首相が拘るのも判る気がしますね。
自民党幹部にも女性幹部の名前が挙がって来たが、前回女性閣僚が政治資金等で
疑惑を持たれ引責辞任させられた事件もあり、余り女性議員には順風満帆とは行かない
様ですね。
政府は都道府県庁に勤める地方公務員女性管理職の登用割合等を発表しました。
2013年度大卒地方公務員採用者の内女性採用者は26・1%だったとか。
地方公務員の課長以上の女性管理職は昨年4月で7・2%だったらしい。
政府目標の2020年頃には女性管理職30%とは程遠い感じですね。
随分女性課長も増えたなと言う感じですが、こんなもんですね。
内閣府によると全国23府県が女性公務員の採用や登用の数値目標を設けて居るとの事。
地方公務員女性採用率が高いのはトップが青森県38・1%・鳥取36・4%・大分35・9%
香川35・7%・徳島34・7%となって居るとか。
そして女性管理職登用割合のトップは東京14・9・鳥取12・0%・神奈川3位・新潟9・4%
香川9・2%と続く。
逆に登用率最低は山口2・4%・次に低かったのは秋田3・0%だったらしい。
是だけの数値からも地方の特異性が読み取れそうですね。
一方従業員100名以上の民間企業での女性管理職は7・5%で此方も低いですね。
国家公務員の女性管理職はもっと厳しい様ですね。