政府は春の通常国会を農業・エネルギィー分野で改革を断行する国会と位置ずけて今日
召集します。
農協改革・原発問題・地方創生・安全保障問題等審議事項は沢山あります。
まず通常国会は緊急経済支援と称し14年度補正予算案の成立をめざすものと思われる。
此れは前年度使い残し財源等をかき集めて3兆5000億円の補正予算を組んだ。
消費税引き上げ後の経済支援とし家計や中小企業支援・住宅エコポイント復活・子育て支援
地方創生等々を盛り込んだ補正予算案です。
次は過去最高となる来年度予算案96兆3420億円を年度内に成立させる事です。
これらの予算案は一強他弱の現在の国会では難なく通過成立するでしょう。
農協改革問題は政府がJA全中を骨抜きにし農業を成長戦略の一翼を担わせようとする魂胆。
前日の佐賀県知事選挙に見られる農協関係の反発は春の地方統一選挙を控え自民党と
しては頭の痛い問題ですね。
地方統一選挙対策のための政策とまで極言される地方創生政策はどう審議されるか?
エネルギィー問題は将来どうするか、今決断しなければならない時になった様です。
原発問題・再エネ問題・電力自由化・送発電分離問題色々審議すべき事は多い。
しかし何と云っても集団的自衛権行使等我が国の安全保障関連法案審議ですね。
また過激テロ集団イスラム国の犠牲になった日本人が出た事で日本のテロ対策が問われます。
国会審議は6月24日まで150日間が予定されて居るが政府は安全保障関連法案審議で
1ケ月位のずれ込みを見て居るとの事。
一強他弱の国会からみて与党の思いのままに国会運営が行われる恐れがありますね。
新しく岡田体制になった民主党がどのように自民党に対抗して行くのでしょうね?