日々好日

さて今日のニュースは

財務省はタンス預金がふえたので1万円札1兆8千億円増やしお札を増刷か

2016-04-09 07:56:55 | Weblog

財務省は2016年の1万円札を前年度計画より1億8千枚多く増刷することにしたとの事。

これで12億3千枚となるので、来年度の1万円札は12兆3千億円発行される。

これまで1万円札の印刷枚数は年10億5千枚に据え置かれていました。

16年度はこれを12億3千枚に増やす事となる。

同時に5千円札を20%減らし、2億枚とする。
千円札は6%少なく、15億7千枚になるそうです。

これはまず紙幣の流通量が増え、1万円札の需要増加。
相続税課税強化・マイナンバー制度の不安等で、タンス預金が増えカネが出回らなくなった。

現金流通量は前年同月比で6・7%増の高い伸び率を記録。
1万円札の流通は7%近く伸びて居るとか。

18年度からマイナンバー制度は個人の資産状況を税務当局が完全に把握する様になるので
その対策がタンス預金増加要因の一つとなっています。

カネは天下の周りものと言われる、タンス等に貯めては日本経済に役立ちません。

カネを持って居る人はジャカスカ使って欲しいですね。


国際収支2月は20ケ月連続で経常黒字・どうなって居るのでしょうね

2016-04-09 07:27:20 | Weblog

財務省は2月の国際収支報告を発表しました。

海外とのモノ・サービス・投資取引状況を示す経常収支は2兆4349億円の黒字。

これは20ケ月連続で黒字幅は前年同月比で63・7%プラスと言う好調さ。
これは一体どうなって居るのでしょう。

貿易収支は悪化して居ると言う認識だったが、国際収支では明るいニュースがあるの
ですね。

要因はまず。原油安で輸入金額が減った事。
外国人旅行者の増加で旅行収支の黒字が伸びた事。
海外投資の利子・配当が増えた事。

等があげられる。

輸出から輸入を引いた貿易収支は4252億円の黒字。
これは前年同月1370億円の赤字が黒字に転じたもの。

原油価格が前年同月比で39・0%減少した。
海外投資第1次所得収支は2兆451億円の黒字。
旅行収支は1238億円の黒字。

これらを見て居ると、日本も満更ではないと思えますね。


栃木小1年生殺害の裁判員裁判・7時間取り調べ映像で無期判決下される

2016-04-09 06:30:32 | Weblog

犯罪取り調べの可視化は今や常識となって居るが、司法に都合の様に編纂も出来る
と言う問題点もあって必ずしも万能とは言い難いが、必要なものでもある。

今回裁判員裁判で検察側は取り調べの録画・録音を立証の柱に据えた。
裁判員裁判は、取り調べの映像視聴が7時間13分に及ぶ劇場型裁判となった。

10年前起きた栃木県小学1年生女児殺害事件の裁判で、宇都宮地裁は被告の自白の
信用性を認め無罪主張を退け、求刑通り無期判決を言い渡しました。

被告は事件発生9年後、別件逮捕され、検察官の取り調べで殺害を認めたとされた。

その後殺害否認に転じ無罪を主張する事となった。

取調中に供述強要があったかなかったが争われる事となった。

被告は起訴後拘留され取り調べを受けたがこの時点から可視化が行われた。

問題は可視化前の取り調べで自白の強制がなかったかです。

7時間にも及ぶ録画・録音では、それは出て来ないとの事。

従って殺害を認める課程は不明で、弁護側が主張する点にも一理ある。

判決は供述強要を否定し自白の信用性と任意性を認め求刑通りの判決となった。

判決を下す裁判員は分かり易い映像で判断する事になります。

大変それはそれで良い事ですが、反面自分で考えて下す事に支障はなかったか?

映像文化は思考力を鈍らせるとも言われるので、余り長い映像もどうかと
思われてなりません。