テレビ・新聞は連日連夜熊本地震災害関連について報道しています。
まず14日午後9時半起きたM6・5の地震で熊本益城地域に大きな被害が発生しこの地震を
28年熊本地震と名付けました。
処がこれはほんの序の口で更に16日M7・3の大きな地震が九州一帯を襲いました。
これが今回の本震と断定されたが、予震は収まらず東に震源地を移して行き更に災害が
拡大して益々事態は悪化してきた。
阿蘇地帯が致命的打撃を受け、孤立し死亡者も多く出て来た。
東に拡大し大分県の活断層も動き出した様です。
日本に中央部を横断する中央構造線がある事はよく知られて居ます。
九州から関東に至る活断層帯で1200キロに及ぶ超大型活断層帯です。
今回はその頭部に当たる九州の熊本で活断層が動いた事で始まった。
中央構造線の九州の部分は島原別府地溝帯と云う活断層が走って居ます。
中央構造線の始点となる熊本はまた、白山阿蘇火山帯と霧島火山帯が交差する地点でもある。
此処が動いた事は、中央構造線を刺激し更なる活断層が動き出す可能性もあります。
これからが本番の本震だと云う説も満更否定出来ませんね。
これからは単に熊本地震から、九州地震、終局的には中央構造線上の地震と捉えねばならない
事態も考えられますね。
近々南海トラフ地震が予測されて居ると云うのにまたまた、厄介な宿題を背負う事になりそう。
日本列島誕生と共に背負わねばならない日本のリスクですが、それにしても余りにも過酷な
ものですね。
只これは予測に上に成り立つ話しですので、現実にそうなるとは断定出来ません。
そうならない事を祈るだけです。