阿倍政権が打ち出した政策の一つ1億総活躍社会の実現については賛否両論で一体
どう云ったものかはっきりしたものは示されて居ませんでした。
今回5月に策定される1億総活躍プランの概要が明らかにされました。
中長期的政策指針で、強い経済・子育て支援・安心に繋がる社会保障に向けて
GDP600兆円・希望出生率1・8人・介護離職ゼロの目標を設定した。
現在日本のGDPは500兆円を超すかどうかと云われて居ますのそれを600兆円
は可成り高いハードルです。
日本の合計特殊出生率は1・42人で、益々女性が子供を産みたがらない傾向にある
のでこちらも1・8人は厳しいですね。
1億総活躍プランのイメージは、子育て支援・介護の充実・働きから革命の項目等に
分かれています。
子育て支援では保育士の処遇改善・月1万2千円引き上げ。
勤務年数・職責に応じ昇級制度導入。
奨学金制度の拡充が挙げられて居る。
介護の充実では介護職員処遇改善・月1万円の引き上げ・
働き方改革では非正規労働者の待遇改善・同一労働同一賃金の法制化。
欧州並み格差縮小・定年延長企業支援。
最低賃金を全国平均で時給1000円引き上げる。
これで2020年雇用117万人増で賃金総額20兆円アップする。
誠に結構なプランですが、問題はそれが実現出来るかです。
紙に書いた餅に終わらせない様にしっかりした政策の実行を期待します。