日々好日

さて今日のニュースは

1億総活躍プランの概要決まる

2016-04-27 07:04:04 | Weblog

阿倍政権が打ち出した政策の一つ1億総活躍社会の実現については賛否両論で一体
どう云ったものかはっきりしたものは示されて居ませんでした。

今回5月に策定される1億総活躍プランの概要が明らかにされました。

中長期的政策指針で、強い経済・子育て支援・安心に繋がる社会保障に向けて
GDP600兆円・希望出生率1・8人・介護離職ゼロの目標を設定した。

現在日本のGDPは500兆円を超すかどうかと云われて居ますのそれを600兆円
は可成り高いハードルです。
日本の合計特殊出生率は1・42人で、益々女性が子供を産みたがらない傾向にある
のでこちらも1・8人は厳しいですね。

1億総活躍プランのイメージは、子育て支援・介護の充実・働きから革命の項目等に
分かれています。

子育て支援では保育士の処遇改善・月1万2千円引き上げ。
勤務年数・職責に応じ昇級制度導入。
奨学金制度の拡充が挙げられて居る。

介護の充実では介護職員処遇改善・月1万円の引き上げ・

働き方改革では非正規労働者の待遇改善・同一労働同一賃金の法制化。
欧州並み格差縮小・定年延長企業支援。
最低賃金を全国平均で時給1000円引き上げる。

これで2020年雇用117万人増で賃金総額20兆円アップする。

誠に結構なプランですが、問題はそれが実現出来るかです。

紙に書いた餅に終わらせない様にしっかりした政策の実行を期待します。


またもや中国の邪魔が入り豪州潜水艦に日本選ばれず

2016-04-27 06:10:13 | Weblog

十中八九日本の新幹線がインドネシア高速鉄道建設受註すると見られていたが
現地の政権交代で、日本の計画案をそっくり横取されて、安価に好条件を示し
た中国に横取りされた。

今回も豪州潜水艦共同開発で日本の海自潜水艦「そうりゅう型」が有望視され
されて居たが、政権交代で豪州は、輸出経験が豊富で原子力潜水艦を転用する
案を示したフランス企業に選んだ事を発表しました。

日本は武器輸出禁止三原則から一転し防衛装備移転三原則に転換し、本格的
軍事技術移転に乗りだそうとした出鼻をくじかれた事となった。

阿倍首相も先頭に立って軍事技術移転で力を入れていただけにショックは大きい。

南シナ海をめぐる中国に対抗するため日本は日・米・豪の三国で対抗しようと
画策していたが、中国は日本武器輸出に危機感を感じ、豪州に働きかけて横ヤリ
を入れたのではとも噂されて居る。

中国と経済的結びつきを願う豪州は微妙な関係で、単純ではない。

今回の豪州の決定には豪州外相と中国外相の会談の折り中国から日本は敗戦から
武器輸出三原則で武器輸出を規制されて経緯があるので、如何なものかと牽制
した事が大きいと云われる。

中国は日本が開発した潜水艦そうりゅう型には優秀さ脅威を感じて居る節が見られ
て居ましたので、豪州への日本の軍事技術は阻止したい処でしょう。

豪州の潜水艦開発計画は建造費500億豪州ドル邦貨換算で4兆3千億円と云う
日本の防衛費に匹敵する巨額なものです。
それに維持・管理費1千豪州ドルと云う豪州史上最大の防衛装備品超脱です。

今回もインドネシアと同じ様に政権交代が大きく関係しています。

共に前の政権と十中八九間違いないと云われて居たが政権交代でひっくり反って
しまいました。

誠に残念です。

豪州の新首相が中国の強い反対姿勢に配意した結果とも見られて居るとか。