熊本地震は今なお大きな予震が続き避難者に先の見えない不気味さを与えています。
避難所に入れず、予震におびえ車の中で過ごす人、不足する食糧や水・毛布等々は
続々運び込まれても被災者に渡す手だてがなく、山積みされたままの所もあるとか。
処が米軍は災害支援に飛行の安全性に懸念がある新型輸送機MV22オスプレイを
使用しました。
オスプレイは大量の物資や兵隊等を素早く搬送可能でしかも垂直離着陸可能で何処
にでも持って行ける優れものです。
問題はその飛行に少し問題があって安全性が懸念される事です。
日本には沖縄普天間基地に配備され、日本も自衛隊も19年度から17機順次配備
予定されて居ます。
今回米軍は普天間基地からオスプレイ4機を岩国基地へ回しその内の2機が熊本の
物資集積所から被災地に輸送を行った。
水・パン・簡易トイレ等支援物資を2往復運んだ。
後は自衛隊がそれぞれ被災者へと届けた。
被災地にとっては大変有り難い事ですね。
問題は堅固な日米同盟のアッピールとオスプレイの機能性と安全性への懸念払拭に
利用されたのではとの懸念です。
米軍はこの他に米空軍c130輸送機・米海軍uc35輸送機も参加した。
なおオスプレイは米軍海兵隊所属です。
なお空軍のc130輸送機は空自千歳基地から自衛隊員や車両を、uc35は厚木基地
から自衛隊員を運んできました。
災害もこの様に国民に向けてまたとない宣伝の機会と云う穿った見方も出来ますね。