各地の消防本部・救急隊・医師で構成する日本臨床救急医学会は終末期患者が
緊急搬送された場合についての明確なルールを定めて指針を公表しました。
日本では基本的には安楽死は禁じられ犯罪行為となります。
しかし流れとして先がない人には死を選ぶ権利があるのではと言う考えが出て
きて居ます。
先がないのに何時までもあがき苦しまねばならないのはひどすぎると言う考え
方です。
そこで生前に安楽死を希望する書面を取っておけば施薬拒否延命医療拒否が
可能とまでなって来た様ですね。
今回終末期患者が緊急搬送され心肺停止の時患者が蘇生を望まない意志を書面
で残した場合、かかりつけの医師が確認したら蘇生を中止出来る事となりそう。
ただ命の尊重が最優先で、家族等が心肺蘇生を希望しないと申し出ても原則的
にはかかりつけの医師の確認があるまで蘇生は続けると言うことらしい。
又幾ら書面があっても、事故・外傷があったら蘇生は続けるとされた。
ただこの指針は拘束力はなく、現場の判断に任せられるとの事。
日本では簡単には安楽死は望めないと言う事です。
アサド政権の化学兵器使用への懲罰として米軍はシリア軍を単独で電撃的に
攻撃しました。
シリア軍攻撃は海から巡航ミサイルで空軍基地を狙った限定攻撃でわずか５分
と言う短いものであったとか。
しかしこの事は大変な事になる可能性が生じた事となる。
まかり間違えるとベトナム戦争の二の舞いになりかねません。
早速経済が敏感に動いた。
またもやターゲットとなるのは日本に円です。
この処英国ＥＵ離脱やトランプ氏経済政策への期待感減で円高傾向にあったが
更に円高傾向に拍車がかって来た様です。
１ドル１１０円まで上げて居るとか。
それにドバイの原油先物相場が急騰してきたとか。
日本経済には大きな痛手となりそう。
米国トランプ氏は世界の警察みたいな役目から撤退し今後は米国のためだけに
動くと宣言して居ました。
処が今回、シリアアサド政権の化学兵器使用に対し、米国が単独で電撃的に
シリア軍を攻撃しオドロキました。
本当に意外でしたね。
早速シリア軍を後押しするロシアが強固に抗議しました。
予て兎角噂があるロシアプーチン氏とトランプ氏の関係からはあり得ない事の
様にも思われます。
近頃は米国のなす事に悉く反対し、覇権をむき出すプーチン氏に、米国の軍部が
トランプ氏に反抗しクーデターを起こしたのではないか？
現実は、そんな単純なものではないでしょうが、大国の面目を賭けた戦いかも
知れません。
ロシアはウクラナ侵略以来シリア内戦やイラン等で米国に強く対抗して来た。
また北朝鮮問題でも今や中国に変わる強い庇護者になっています。
米国とロシアそれに中国が絡み複雑な関係になって来た様だ。
今ひとつハッキリしないのがトランプ氏の動向です。
少なくとも米国はトランプ氏を無視した状態で動いて居る様な感がします。
このままでは又米ロの冷戦時代再現も考えられが今度は中に中国が入るので
余計複雑になった様ですね。
米中首脳会談中に起きた事も意味がありそう。
まかり間違えると第３次大戦を引き起こしかねない今回の米軍のシリア軍攻撃
ですね。
