日々好日

さて今日のニュースは

豊洲市場問題はどうなる?築地市場再整備・豊洲市場壊し売却案に騒然となる

2017-04-16 07:22:06 | Weblog

豊洲市場移転問題は、移転開業間際になり都知事交代で俄に土壌汚染が問題化して
てんやわんやの大騒動になった。

都民の食を預かる市場ですから、当然安全第一です。

処がそもそも築地市場老朽化と同時に豊洲市場移転にはどうやら初めから利権が絡み
政治家が暗躍して居た容疑が出てきました。

築地市場が老朽化し手狭になって来たので1986年築地市場を再整備して存続する
案が出て来ました。
処が営業しながらの存続のための再整備は無理だとの結論が出て何処かに移転となる。

丁度その頃東京五輪を言い出した石原都知事が売却が決まりかけて居た豊洲の東京ガス
跡地獲得に動き、決めてしまった。
この東京ガス跡地には土壌汚染問題が当初話しに挙がって居たがそれが何時の間にか
消え、今になって当時の成り行きが都議会の百条委員会で糾弾される事となった。

周辺整備費を含めて約6000億円の巨額な経費を使い建造した豊洲市場が使い物
ならない、おまけに今となっては1日あたり市場維持費が700万円も掛かると
あってはどうするか都知事の決断が迫られています。

土壌汚染には目をつぶり豊洲市場移転すべきか?
それとも築地を再構築して存続を図るべきか?
ただ老朽化した築地市場を存続しながら再構築するのは無理な話しと依然結論が出て
います。

さてどうするか?

是に対して東京都が立ち上げた豊洲市場問題プロゼクトチームが一つの提案を出した。

提案は現在の築地市場を再整備して存続させる。
豊洲市場は解体してマンション業者に売却する。」

考えられる常識的提案です。
是に対し各界から激しい非難が出て来たとの事。

600億円の無駄使いの責任はいったい誰がとるのか?
物理的不可能と言われる老朽化した築地市場を営業しながら再構築し存続が可能か?
それに再構築工事を始めて完成するまで7年掛かると言われその間どうするのか?
解体しマンシヨン業者に売却する豊洲市場、一体誰が買うのか?

早急に解決しなければ不可ない事ですがまだ結論が出るのは先の様ですね。


トランプ氏貿易赤字で日本叩き・日本は米国での雇用実績強調・日米経済対話始まる

2017-04-16 06:23:34 | Weblog

トランプ政権になって日米間の経済関係が急速にきしみだした。

一番の問題はトランプ氏が掲げる米国第一主義です。
全て米国による米国のための米国の政策で他国の事情は一切お構いなしと言う考え。

オバマ氏と延々協議し発効間際に来たTPPをあっさり大統領令で破棄しこれからは
米国に有利な2国間貿易協定で行く事を明言。

米国の雇用増大に協力しない外国企業からは国境税徴収と言う保護貿易政策を打ち出す。

更に赤字貿易国に対する国へ不公正貿易・非関税障害追求と追い打ちを掛けて居ます。

日本はTPP協定にはご執心で今なお米国抜きでもTPP協定発効出来ないか模索して
います。
しかし米国抜きのTPPは成り立たず、ここでも中国の存在が大きくなりつつあります。
日米2国間貿易提携と言うと米国は無理難題をふっかけて来る事は必定です。
何処まで許容出来るか?

米国雇用問題ではトランプ氏の前では各国・各外国企業は言いなりで盛んに尾を振って
いますね。
日本政府も如何に米国の雇用に貢献して居るかアッピールしていますね。

米国は日本を自動車・農産物で閉鎖性を指摘して居るが米国の閉鎖性はそれ以上です。
確かに米国の自動車は日本で殆ど走ってません。
トランプ氏はこれを日本政府の政策と評して居ますがそれは違いますね。
燃費の悪い大型の車が走る様には日本道路はなって居ません。
日本の右ハンドルを無視して左ハンドルを押しつける米車は受け入れられてない。
日本は米国の高い関税を払い輸出して居るが米車には殆ど関税はかかってない。
他にも貿易不均衡を理由に米国は高い関税を徴して居るものもあります。

これでも不公平と言うのでしょうか?

貿易問題はその国の死活に関わる事です。
謂わば貿易戦争で下手な妥協は将来に禍根を残します。

日米は新たな貿易の方向性を求めて日米ハイレベル経済対話を始めました。

トランプ政権とどの様な話し合いが持たれるか?
お互い我を通しては平行線で問題解決出来ません。
お互い落とし所を探り妥協するのが賢明なのですがね・・・