豊洲市場移転問題は、移転開業間際になり都知事交代で俄に土壌汚染が問題化して
てんやわんやの大騒動になった。
都民の食を預かる市場ですから、当然安全第一です。
処がそもそも築地市場老朽化と同時に豊洲市場移転にはどうやら初めから利権が絡み
政治家が暗躍して居た容疑が出てきました。
築地市場が老朽化し手狭になって来たので1986年築地市場を再整備して存続する
案が出て来ました。
処が営業しながらの存続のための再整備は無理だとの結論が出て何処かに移転となる。
丁度その頃東京五輪を言い出した石原都知事が売却が決まりかけて居た豊洲の東京ガス
跡地獲得に動き、決めてしまった。
この東京ガス跡地には土壌汚染問題が当初話しに挙がって居たがそれが何時の間にか
消え、今になって当時の成り行きが都議会の百条委員会で糾弾される事となった。
周辺整備費を含めて約6000億円の巨額な経費を使い建造した豊洲市場が使い物
ならない、おまけに今となっては1日あたり市場維持費が700万円も掛かると
あってはどうするか都知事の決断が迫られています。
土壌汚染には目をつぶり豊洲市場移転すべきか?
それとも築地を再構築して存続を図るべきか?
ただ老朽化した築地市場を存続しながら再構築するのは無理な話しと依然結論が出て
います。
さてどうするか?
是に対して東京都が立ち上げた豊洲市場問題プロゼクトチームが一つの提案を出した。
提案は現在の築地市場を再整備して存続させる。
豊洲市場は解体してマンション業者に売却する。」
考えられる常識的提案です。
是に対し各界から激しい非難が出て来たとの事。
600億円の無駄使いの責任はいったい誰がとるのか?
物理的不可能と言われる老朽化した築地市場を営業しながら再構築し存続が可能か?
それに再構築工事を始めて完成するまで7年掛かると言われその間どうするのか?
解体しマンシヨン業者に売却する豊洲市場、一体誰が買うのか?
早急に解決しなければ不可ない事ですがまだ結論が出るのは先の様ですね。