電力改革として電力小売り自由化が始まり、大手電力会社と新規参入事業者と
熾烈な奪いあいが開始されました。
ある事業者はてっとり早い太陽光発電や風力発電で、企業の余剰電力を買って
または小型水力発電で地域限定で電力供給等知恵を絞って事業拡大を図る。
是とは別に是までは、大手電力会社は受け持ち区域があって互いに犯さず、
犯されずと言う鉄則があったが今回の電力改革でこれがとっ払われました。
今回大手の東京電力が九州の企業向け電力販売に乗り出して来た事が判明。
これは九電が大きな電力使用業者を抱える東京電力に仕掛けた工作に対抗する
手段とも取れます。
今や何処の電力会社も生き残りを賭けて、恥も外聞も捨てて勝負せねばなら
ない様になって来た。
大手電力会社は方や新規参入事業者とシェア争い、方や他地域の大手電力
会社との取り合いの戦国時代に突入したのですね。
私達は安くて安定性のある電力を供給して貰えばよいのですが、それが
自分達の電力会社を潰す事であっては困ります。
本当に電力の自由化は国民のためになったのか?
答えはまだ先にならないと出て来ないでしょうね。